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2016.06.12

タラゴナの水道橋の上を歩いた!

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Img_0001     タラゴナのローマ水道橋(紀元1世紀)

Img_0005     ポン・デュ・ガール(フランス 紀元前19年)

Img_0004     アンダルシア地方のひまわり

スペインの黄金ルートをまわるのは3度目、だから主要観光地の何が目玉かはおおよそ頭の中に入っている。バルセロナから南西に100㎞行ったところにあるタラゴナは市内まで入りローマ時代につくられた円形闘技場をみた。もうひとつの見どころが紀元1世紀に架けられた水道橋。

この2層アーチの水道橋は2011年のときは高速道路のバス停のところからながめただけだった。今回は嬉しいことにそこから10分くらい山道を歩いて真近まで行った。水道橋には昔から強い関心をもっているからこれは楽しい。添乗員Mさんの情報によると高さは21m、長さは217m、そしてアーチの数は下が11で上が17、スペインにある水道橋としてはセゴビアにあるもの(高さ29m、長さ728m)に次ぐ規模を誇っている。

すぐ近くでみるだけでなく橋のトップの水が流れていたところを実際に歩くことができた。その幅は2mくらい。思っていた以上に狭かった。2000年前ここに水が流れていたのか!という感じ。貴重な体験に感動した。この橋は別名‘悪魔の橋’、こんな立派な橋は人間にはとても手におえず、きっと悪魔がつくったのだろうというわけ。悪魔の魔術をもってしないとできない橋を出現させるのだからローマの建築技術は驚異的に高かったことがわかる。

スペインをまた旅行することがあったら、セゴビアの水道橋まで足をのばしたいのだが、スペイン以外では南フランスにある‘ポン・デュ・ガール’に大きな関心を寄せている。これは紀元前19年頃、アウグストゥス帝の腹心であったアグリッパの命令でつくられたもの。3層アーチからなり高さは49m、上層の長さは275m。タラゴナのものより2倍以上の高さがあるので見ごたえがありそう。

このツアーではスペイン内の移動はすべてバス。2時間くらい走って30分のトイレ休憩&買い物タイムをとる。トイレがちかい人はこの2時間でも心配、隣の方もこのなかに入るので旅行期間中は好きなコーヒーを飲むのを控えめにしている。年をとってくるといろいろ気をつかうことがでてくるのは仕方がない。

クルマを運転するのは好きだから、バスのなかで眠りこけることはせず車窓から風景をみていることが多い。今回もオリーブの木をたくさんみたが、収穫だったのはコルドバからラ・マンチヤへむかっている途中に畑に咲き乱れていたひまわり。ちょうどいい時期アンダルシアに来てひまわりの出迎えを受けたことは生涯の思い出になる。

バスの横を通り過ぎていく乗用車をみていてあることに気がついた。それは追い越し車線をずっと走っているクルマがいないこと。このドライブマナーの良さには感心した。どんなにとばしているベンツやBMW,アウディでも追い越しをするとすぐ通常のレーンに戻って走る。

日本で追い越し車線を走っていて後ろからベンツがやってくるとすぐどかなくてはという心理がはたらく。ベンツを運転している人は追い越し車線を走るのは当たり前みたいにどんどんとばしていく。ところが、ここスペインではベンツもVWもルノーもトヨタも日産も本田もみな一緒、同じように普通のレーンを走り、追い越すときだけレーンチェンジをする。日本のようにベンツに乗り特権意識をもって運転している光景はみられない。これが民主主義だなと思った。

     


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