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2016.06.20

体が200%震えた大ボス展

Img_0004_3      ボス展の図録(英語版)

Img_2      ボスの生まれたスヘルトーヘンボスの場所

Img_0001     コルトの描いた‘ボス像’(1565年)

Img_0003    作者不詳‘スヘルトーヘンボスの市場広場の眺め’(1530年頃)

今年はヒエロニムス・ボス(1450~1516)が没してちょうど500周年にあたる。この節目の年にボスの生まれたオランダ南部の街、スヘルトーヘンボスはおおいに盛り上がり数年前に北ブラバンド博物館でボスの大回顧展を開催することを決めた。時期は2/13~5/8、世界中の美術館から20点の作品と素描が結集した。

この情報は2014年9月に発売された‘芸術新潮 特集中世の大画家 ヒエロニムス・ボスの奇想天国’で知っていた。でも、今回は隣の方がのってこないと諦めていた。

ところが、今年のおみくじが大吉だったことが効いたのかプラドでも独自にボス展をやることがわかった。会期は5/31~9/11、ずっとみたかったリスボン蔵の‘聖アントニウスの誘惑’が出品されるという。そして、このタイミングにぴったりのスペインツアーが旅行会社Aからでてきた。いいことが重なるものである。すぐとびついた。

観光最終日の6/5は回顧展がはじまって最初の日曜日、だから大勢の人がやって来ると予想していたが、50分並んで入館するとき後ろを振り返ったらもう長蛇の列ができていた。傑作中の傑作‘快楽の園’を所蔵するプラドがボス展をやるのだから、あのボスの幻想的で奇怪な世界が堪能できると美術ファンなら誰しも期待する。スヘルトーヘンボスよりアクセスがいいことは明らか、これから観客がどんどん増えていくのではなかろうか。

ボス展はヘロニモ館の展示室A,Bで行われており、30分間隔で入場制限をしている。われわれのチケットに記された時間は10時45分だったが、表示の少し前の35分に入れた。最初に飾ってあったのはコルトという全く知らない画家が描いたボスの像と画集によく載っているスヘルトーヘンボスの織物市場の様子が描かれた縦長の風景画。さあー、ボスの世界に入るぞ!とテンションが上がってきた。

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