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2016.03.30

ティッセン・ボルネミッサ美の忘れもの!

Img     ヤン・ファン・エイくの‘受胎告知’(1435年)

Img_0001     ゴッホの‘オーヴェルのレ・ヴェスノ’(1890年)

Img_0003   カンディンスキーの‘ムルナウ オーバーマルクトの家’(1908年)

Img_0002     リキテンスタインの‘浴室の女’(1963年)

スペインのマドリードにはパリにように街の一角にいい作品を揃えた美術館が集中しているため、効率的な美術館めぐりが実現し心を打つ名画にも数多く遭遇することができる。

プラド美のすぐそばにあるティッセン・ボルネミッサ美は1992年に開館した。この美術館は古い画集ではスイスにある美術館として紹介されているが、鉄鋼業で財をなしたティッセン家の絵画コレクションはスペインの地で貴族の館を改築した新しい美術館におさまることになり新たな一歩を踏み出した。

5年前はじめてここを訪れたときはその充実した作品の質と量に200%圧倒された。外観のイメージはいわゆる邸宅美術館。邸宅に飾られているのは古典絵画を思い浮かべるが、ここにはそれだけでなくルーヴルやくロンドンのナショナルギャラリーではみられないアメリカ絵画やリキテンスタインのポップアートまで幅広く取り揃えている。

館内では終始テンションが上がりっぱなしだったが、事前に作った必見リストの確認はしっかり行った。残念ながら姿を現してくれなかった作品のひとつがヤン・ファン・エイク(1390~1441)の‘受胎告知’、6月にここを訪れることができたら真っ先にこの絵のところへ行きたい。

充実した印象派ではゴッホ(1853~1890)の絵が展示してなかったのは痛い。図版をみるかぎり色がはえており傑作の匂いがする。色の力にぐっと惹きつけられるのはゴッホだけではない。カンディンスキー(1866~1944)の‘ムルナウ オーバーマルクトの家’も緑や紫の強い色調が鑑賞欲を掻き立てる。

現代アートも驚くほどビッグネームの作品がある、ポロック、ロスコ、、デ・クーニング、、、そのなかでどういうわけかリキテンスタイン(1923~1997)の‘浴室の女’が隠れたまま。リキテンスタインの作品を1点でも多くみたいと願っているのでなんとしてもリカバリーしたい。

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コメント

22年前、一度だけティッセン美術館を訪れたことがあります。

ルネサンスから現代まで質の高い名品が揃って、私も圧倒されました。しかし作品の多さもあり、ファン・エイク作品はともかく、他のご紹介作品は残念ながら記憶に残っていません。

ゴッホの『オーヴェールのレ・ヴェスノ』は美術館訪問後数年経ってから(笑)、お気に入り作品になりました。緑の中に赤が効果的で、大変美しい色彩だと思います! カンディンスキーもリキテンスタインも一級品なのが一目でわかりますね。

ここのホッパーの『ホテルの部屋』も素晴らしくて、好きです。

投稿: ケンスケ | 2016.03.31 21:27

to ケンスケさん
かなり前から美術館巡りをされてたのですね!
われわれは5年前、ようやくティッセンボルネ
ミッサ美の存在を知りました。

あまりにいい作品が多いのでどの絵をみたかしっ
かり記録しました。カラヴァッジョ、ダリ、
ホッパー、オキーフなど関心をよせている画家が
次々に登場するのでとても楽しい思い出になり
ました。6月はこの4点をまずみることにして
ます。

投稿: いづつや | 2016.04.01 01:00

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