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2016.03.26

もっとみたいカラヴァッジョ!

Img_0001     ‘トマスの不信’(1601年 ポツダム サン・スーシ宮殿)

Img  ‘慈悲の七つの行い’(1607年 ナポリ ピオ・モンテ・デラ・ミゼリデイア聖堂)

Img_0002  ‘聖フランチェスコの法悦’(1596年 ワーズワース・アテネウム)

Img_0003     ‘ラザロの復活’(1609年 メッシーナ州立美)

友人のなかにはとくにうまが合う人がいるように、相性のいい画家がいる。そういう画家が描いた作品はできるだけ多くみたい。究極の理想は画集に載っている作品を全部みつくすこと。この夢のコンプリートを実現したい画家のなかにカラヴァッジョ(1571~1610)は勿論入っている。

これまで体験したカラヴァッジョの回顧展は今行われている西洋美のものを入れて3回、このため画集にでてくる作品はかなりみることができた。コンプリートにはあと10点くらい。でも、これから先は大変、何点済みマークがつけられるだろうか、これはミューズの御心次第だから幸運を待つしかない。

事が成るには運を呼び込む好奇心をもち続けることも必要。だから、アバウトにはコンプリートの道のりをイメージしている。ここにあげた4点はおおよその順番で並んでいる。一度訪問したことがあるベルリン、この街にはパリと同じようにワクワクさせる美術館や博物館がいくつもあるのでもう一回は出かけようと思っている。

ドイツ旅行ツアーに参加した場合、カラヴァッジョがみれる可能性がある。ベルリンからそう遠くないポツダムにあるサンスーシ宮殿の見学が行程に含まれているので、その際前にみている宮殿まわりはパスして‘トマスの不信’のところへ突進する。

ナポリへもう一度行きたいのは古典絵画の傑作がたくさん揃っているカポデイ・モンテ美に入館したいから。一日ナポリで自由行動すれば、カラヴァッジョの‘慈悲の七つの行い’が飾ってある聖堂にもたどりつけるだろう。もう一点‘聖ウルスラの殉教’はカポデイ・モンテに寄託されているのでナポリでは2点遭遇できそう。

アメリカのハートフォードの美術館にある‘聖フランチェスカの法悦’とシチリア島のメッシーナ州立美が所蔵する‘ラザロの復活’にお目にかかれるのはだいぶ先になりそう。カラヴァッジョとのつきあいはライフワークだから、幸運にライドするのを夢見てぼちぼち進んでいきたい。

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コメント

私もカラヴァッジョのファンで、各地に残る作品を少しずつ制覇しているところです。

2年前にナポリへ行ったのですが、注意点を2つほど。カポディモンテ美術館ではボッティチェッリの聖母子が第一の目的だったのですが、午前中に行ったらまだ初期ルネサンスの部屋が開いていなくて、開くのを待っていたら今度は3階のカラヴァッジョのキリストの笞打ちのある部屋が閉まってしまい、結局見損ないました。部屋毎に開館時間が異なるので注意が必要です。また、銀行所有の聖ウルスラの殉教ですが、以前はカポディモンテ美術館に寄託されていたようですが、現在は新しくできた美術館に移っています。(下記アドレス)この情報は2年前には知らなくて、そこには行っていません。(あとで読んだ宮下氏の本には出ていました。)結局ナポリで見たカラヴァッジョ作品は慈悲の七つの行いだけでしたが、この教会の付近はかなり下町の風情が強い所で、カラヴァッジョが剣を携えて夜の街を歩き回っていたことを想像させてくれる場所です。(ローマのナボナ広場周辺がかなり治安が良くなったのとは対照的です。)

今年はできたら旧東ドイツに行きたいと思っています。もちろんポツダムの聖トマスの不信が目的の一つです。(ここの絵画館は冬は開いていないようです。)

http://matome.naver.jp/odai/2134894430053076201/2136192898223744203
http://www.gallerieditalia.com/it/palazzo-zevallos-stigliano/la-galleria/lultimo-caravaggio

投稿: むろさん | 2016.03.29 22:27

to むろさん
実際にカポデイ・モンテへ行かなければわからない
貴重な展示情報、本当にありがとうございます。
そして、‘聖ウルスラの殉教’がある場所までも、
助かります。

‘慈悲の七つの行い’のある聖堂のことも含め生の
情報をいただきますと、もう心はナポリに一直線
となりますね。隣の方に旅行先の優先順位について
相談してみます。

ポツダムで‘トマスの不信’をご覧になられたら
また教えてください。

投稿: いづつや | 2016.03.30 00:10

このブログのカラヴァッジョ展に関する過去の記事及びそれにつけられたコメントを一通り読ませていただき、皆様のカラヴァッジョ作品に対する熱い想いがよく分かりました。私も「カラヴァッジョに噛みつかれた」ファンの一人として、是非皆様に直接お会いして、まだ行ったことのない場所の現地情報をお聞きしたり、カラヴァッジョに寄せる想いを語り合いたいと思っています。

昨日初めてこのブログに投稿したばかりでこのようなことを提案するのも何ですが、皆様にご賛同いただければブログのオフ会または同好者の集まりのようなことを実施してはいかがでしょうか。候補の日としては、急な話ですが4/2(土)のカラヴァッジョ展講演会(東京九段のイタリア文化会館)終了後の15:30ぐらいからをまず考えています。賛同していただける方でもご都合の悪い方や講演会の抽選に落選された方もいるかと思いますので、次の候補日としては、カラヴァッジョ展をやっている6/12までを目安にしたいと思います。

私自身はカラヴァッジョファン歴はまだ20年ぐらいなので、それほど多くの作品を見たわけではありませんが、上記ナポリの件のように、何かお役に立てることもあるかと思います。また、私はつい最近まで成城大学の大学院で石鍋先生のバロック美術の講義(前期はカラヴァッジョ、後期はベルニーニがテーマ)を1年間聴講していたので、この内容についても多少はお話しできるかと思います。(先生の最新の著書「カラヴァッジョ伝記集」を執筆されていた時期とちょうど重なっていましたので、この本に書かれた内容の原稿となるようなお話しが何度かありました。)

では、いづつや様 並びにブログにコメントをお寄せになっている皆様、よろしくご検討のほどお願いします。

投稿: むろさん | 2016.03.30 08:56

to むろさん
ご提案のオフ会、いいですね。こういうのは思い
たったらなんとか、ですので、4/2(土)に
やりましょう。

まず一回目を立ち上げて、急な案内で都合がつか
ない方には次の機会に参加していただくということで。

そして、拙ブログで日時、場所を案内しようと思い
ますがいかがでしょうか。

時間についてはカラヴァッジョの講演会が終了した
あとの15:30からでOKです。
私は講演会には参加しませんのでアニエッリホール
の受付のところに印のものをもってスタンバイして
ます。手に‘午後の紅茶’のペットボトルを持ってい
ます。これならわかるでしょう。

声をかける方については、拙ブログのカラヴァッジョ
の記事にコメントされた人だけでなく、コメントされ
てなくてもカラヴァッジョや西洋絵画に関心のある方
ならどなたでもウエルカムということにしたらどう
でしょうか、そのほうが盛り上がると思います。

お店はどこにするかはそのときの状況で決めましょう。
こんなことでいかがでしょうか。

投稿: いづつや | 2016.03.30 20:37

うわ!楽しそう・・
その日いは、予定が入ってます。

選抜試験なし で、学べますのね。
カラバッジョはあまり知りませんが、
参加したいです。ザンネン・・・

投稿: Baroque | 2016.03.30 21:51

せっかくのお誘いですが、私も4/2の土曜日は、すでに予定が入っています。

土曜日の午後は、ちょっと仕事をしておりまして空いていないことが多いのです。残念です。

投稿: ケンスケ | 2016.03.30 22:19

このブログの新参者の私の提案にご賛同いただき、ありがとうございます。そしていづつや様は講演会に参加されないのに、わざわざ九段まで来ていただき申し訳ありません。参加される人が何人かに増えるといいですね。とても楽しみです。

時間としては15:15が講演会終了予定ですが、だいたい長引くものだし、私も川瀬さんや宮下さんにしつこく質問でもしているかもしれませんので、一応15:30と考えましたが、16:00頃まで待って参加予定者がそろってから会場を出ることにした方がよいかもしれません。
集合場所はイタリア文化会館地下のアニエリホール入口の広い場所(階段側)でいいと思います。
その後の場所はどこでも結構ですが、4/2土曜の夕方は九段周辺(靖国神社・千鳥が淵の近く)はお花見客でどこの店も一杯だと思いますので、少し場所を移動した方がいいかもしれません。

<コメントされてなくてもカラヴァッジョや西洋絵画に関心のある方ならどなたでもウエルカム>
大賛成です。私も本当はボッティチェッリ、フィリッポ・リッピ、フィリッピーノ・リッピの3人と15世紀のフィレンツェ派が(素人趣味としての)専門テーマです。

投稿: むろさん | 2016.03.30 23:40

to Baroqueさん
今回はジャズの即興演奏みたいな日程になりまし
たので、また皆さんと会う機会をつくりたいですね。
そのときは是非。

投稿: いづつや | 2016.03.31 00:36

to ケンスケさん
今回はうまくマッチングできませんでしたが、
次のお楽しみということにしましょうか、
今年はプラド美の話などこれからいろいろで
てきますの是非お会いしましょう。

投稿: いづつや | 2016.03.31 00:46

to むろさん
集合場所はイタリア文化会館地下のアニエリホール
の入口の広い場所(階段側)、そして
集合時間は16:00、ということで了解しました。
よろしくお願いします。ブログではイタリア文化会館
の地図をつけておきます。

投稿: いづつや | 2016.03.31 01:07

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