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2016.03.20

モランディの静物画の変奏!

Img       ‘静物’(1956年 ボローニャ モランディ美)

Img_0001     ‘静物’(1955年 モランディ美)

Img_0002     ‘静物’(1960年 モランディ美)

Img_0003     ‘静物’(1951年 モランディ美)

イタリアは大好きな国であるが、旅行会社の主催する団体ツアーに参加すると訪問するのはローマ、フィレンツェ、ヴェネツィといった定番の人気都市に限られる。そのため、フィレンツェから北へ100㎞のところに位置するボローニャへはまだ足を踏み入れていない。

今、このボローニャにある美術館からモランデイ(1890~1964)のあの静物画がたくさんやって来ている。展覧会が開かれているのは東京ステーションギャラリー(2/20~4/10)。ここへ出かけるのは改装されてからは二度目。チケットを自販機で購入してエレベーターで展示会場まであがった。

モランデイ展の副題は‘終わりなき変奏’、そしてチラシの冒頭には‘すこし、ちがう。すごく、ちがう。’とある。たしかにそのとおり、花瓶や容器の静物画にはいろんなヴァリエーションがある。モチーフの大きさはあまり変わらないが視点を少し変えたり、光の当たる向きを変化させて描かれている。色調は強くなくちょっとくすんだ白やうすいピンクや黄色が多い。

モランデの静物画をこれまでみたのはせいぜい両手くらい。すぐ思い出すのはミラノのブレラ美とローマの国立近代美に飾ってあったもの。数は少ないが胸に深く刻まれているのは静かですっきりした静物画だから。こういう絵が一枚でも部屋にあったら心はぐっと落ち着く。

では描かれた瓶や壺の数は多いほうがいいか少ないほうがいいか、これは迷う。仮にここにとりあげた4点のうち好きなものをさしあげるといわれたらどうする?そのときは最初と三番目をサイコロを振って選ぶことにしたい。

一度は体験したかったモランディの回顧展、幸運なことに東京で実現したのはよかった。

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