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2016.03.27

もう一度行きたいシカゴ美!

Img_0004     シカゴ美

Img     ホッパーの‘ナイトホークス’(1942年)

Img_0002     2008年に開催されたポッパー展の図録

Img_0003     コールの‘ナイアガラの滝のながめ’(1830年)

昨日放送された‘美の巨人たち’を楽しく見た。取り上げられたのはホッパー(1882~1967)の代表作‘ナイトホークス’、この英語の意味は夜ふかしをする人たち。作品を所蔵するシカゴ美はメトロポリタン美、ワシントンナショナルギャラリー、ボストン美、フィラデルフィア美同様、傑作をずらっと揃える超ブランド美術館。

幸運にも一度訪問することができた。8年前の2008年のこと、ここを訪問することが長年の夢だったがやっとA旅行会社がシカゴの街をみてまわるツアーをつくってくれた。嬉しいことにシカゴ美に入館することが含まれていたので即参加を決めた。

美術館に着いたらサプライズの展覧会が行われていた。なんとあのポッパーの回顧展!前年ボストン美、ワシントンのナショナルギャラリーで行われたあと最後シカゴ美に巡回してきていた。夢みたいな話で天にも昇るよう気持だった。館内には3時間くらいいたので、お目当てのスーラの‘グランド・ジャット島の日曜日の午後’などの名画をじっくりみたあと、オプション購入となったチケットを握りしめて回顧展の行われている部屋に向かった。

スーラの絵とともに期待値の最も高かった‘ナイトホークス’のほかにもポッパーの画集に載っている作品がここにもあそこにもあるという感じだから急遽つくった感動袋はもうパンパン。‘美の巨人’をみて‘ナイトホークス’の前に立ったときの感動がよみがえってきた。

カラヴァッジョの絵もそうだが、明暗のきいた絵というのはやはり心をゆすぶる。絵をみているというよりは大都会が舞台となった映画のワンシーンをみている感じ。ここで表現されている孤独感というのは都会に住んだことのある人なら生来の楽天家は別にして一度や二度は味わったことがあるはず、ときどきこういう絵をみて内省する時間をつくるのもいいかもしれない。

もう一度シカゴ美へ行きたいのはポッパー展や隣の部屋で行われていたホーマーの水彩画展に時間を使ったため見逃したハドソンリバー派のコールやチャーチの絵をリカバリーしたいから。もし、その機会が訪れたらホッパーとも再会したい。

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コメント

私はアイオワ州にも住んでいたことがあるので隣のイリノイ州シカゴには時間があると車で行きました。

そんなわけでシカゴ美術館は、10数回見たことがあります。エジプト美術から日本の浮世絵まで、MET やボストン美術館等のアメリカの大美術館の例にもれず、世界中のものが集まっている美術館ですね。

印象派を含めヨーロッパ絵画はすごい充実ぶりなので、じっくり見ました。アメリカ絵画も一通り見たのですが、MET やワシントン・ナショナルギャラリーのアメリカ絵画ほど丹念に見なかったので、後悔しています。

しかしホッパーは、やはり良いですね。人々の心の内面を想像させずにはおかない情景は独特で、私には小説的な物語の絵画化のように思えます

投稿: ケンスケ | 2016.03.31 21:14

to ケンスケさん
2008年シカゴ美に行ったとき、増築工事をして
まして今は展示スペースが広くなっているそうです。
これがあるのでどうしても2度目の訪問を実現した
くなります。

ケンスケさんにとってシカゴ美は庭みたいなもので
しょうね。図録(英語版)にコールやチャーチの雄大
な風景画が載っており、これらをなんとか眼のなかにと
いう強い思いがあります。そして、ポッパーのナイト
ホークス、この絵は本当に傑作ですね。こういう絵
を東博の通常展のようにみれると最高なんですが。

投稿: いづつや | 2016.04.01 00:48

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