« 近代日本美術の煌き! 1939年(昭和14) その二 | トップページ | 近代日本美術の煌き! 1940年(昭和15) その一 »

2016.02.20

ウンベルト・エーコ 死去!

Img

Img_0001

Img_0002

Img_0004

記号論学者、作家、美の達人、いろいろな顔をもつイタリアのウンベルト・エーコが癌のため亡くなった。享年84、2,3日前、次に読むエーコの本はどれにしようかな思って数冊ぱらぱらめくっていた。虫が知らせたのかもしれない。残念でならないが、心からご冥福をお祈りしたい。合掌!

ショーン・コネリーが主演し大ヒットした映画‘薔薇の名前’でエーコに嵌って以来、エーコとは長くつきあっている。このブログを2004年の11月にはじめたときブログ名に‘文化記号’とつけたのもエーコの影響。これまで出版された記号論関連の学術的な本、小説はほとんど揃えているが、簡単には読めないので読破するのは長期戦、集中的に読む時間を決めて一冊々消化している。

これまでにでた小説は4冊、‘薔薇の名前’(1980年)、‘フーコーの振り子’(1988年)、‘前日島’(1994年)、‘バウドリーノ’(2000年)。今日の朝日の夕刊でわかったが、2010年に出版された‘プラハの墓地’は今月邦訳がでてくるとのこと。これはうれしいニュース。

エーコにはとてもユニークな芸術史の本が3冊ある。いずれも8000円もする秘蔵書的な本で、上質の紙が使われ掲載された美術品や資料も普通の美術本ではみれないものが多いのでわが家ではお宝本扱いにしている。最初にでたのが‘美の歴史’(2004年)、次が‘醜の歴史’(2007年)、そして3作目が‘芸術の蒐集’(2009年)

エーコとのつきあいはライフワーク、とりあえずはもうすぐ登場する‘プラハの墓地’に期待したい。

|

« 近代日本美術の煌き! 1939年(昭和14) その二 | トップページ | 近代日本美術の煌き! 1940年(昭和15) その一 »

コメント

我が家には、2冊あります。
読んだのは、薔薇の名前 だけです。
フーコーの振り子 は、積んであります。

投稿: Baroque | 2016.02.21 23:29

to Baroqueさん
エーコはイタリアが生んだ天才の系譜に名をつらね
るスゴイひとですから、つきあうのは大変です。

エーコの記号論によって世界の古いこと新しいこと
を記号現象として読み解くのもひとつの認識の仕方
なので、これを追及してます。

投稿: いづつや | 2016.02.22 01:07

記号には興味があります
が、
難しいので エーコさんに付き合うのは
ホント大変です。
亡くなってしまわれたようですので、
これを機会に 
少しは、眺めてみようかとも・・・・・♪

投稿: Baroque | 2016.02.23 00:24

to Baroqueさん
エーコはアインシュタイン、量子力学、天文学
など科学の知識もしっかりマスターしてますから
、頭のなかには高度な数学や立体モデルが緻密に
組み立てられており、それをベースにして記号と
しての歴史、文化、風俗などの諸事象を様々に
関連づけていきます。

頭がふらふらしますが、わからないことは気にせ
ず刺激的な話や驚くばかりの知識量がつまった
エンターテイメント百科全書の本として読んで
ます。

投稿: いづつや | 2016.02.23 09:37

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/65878/63240863

この記事へのトラックバック一覧です: ウンベルト・エーコ 死去!:

« 近代日本美術の煌き! 1939年(昭和14) その二 | トップページ | 近代日本美術の煌き! 1940年(昭和15) その一 »