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2016.02.07

北陸の美術館にある横山大観!

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Img_0002     ‘湖上の月’(1920年 福井県美)

Img_0001        ‘木立の白鷺’(1904年 富山県水墨美)

Img_0003     ‘瀑布’(部分 1909年 富山県水墨美)

横浜そごうで開催中の‘福井県美所蔵 日本画の革新者たち展’(2/26まで)に出品された横山大観(1868~1958)は4点、これまでみたことにある作品だったこことほかの画家のほうがインパクトが強かったため紹介するのを割愛した。一生付き合っていこうと思っている大観だが、たまにはお休みということもある。

福井県美にあるものでお気に入りは1920年に描かれた‘湖上の月’、六曲一双の屏風にかすみのかかる静寂な湖の景色が抑制をきかせた筆使いで見事に描かれている。この屏風と今回飾られているさわやかで優しい描写が印象的な‘春秋図’は大観の回顧展には定番の大作、この度はさわやかなほうがでてきた。

明治35年(1902)、35歳の大観は北陸を3度も訪れ立山を描いている。大観は北陸と縁のある画家ということもあり福井県美や富山県水墨美に大観の絵がいくつも所蔵されている。一度足を運んでみたいと思っているのが富山県水墨美、ここの所蔵する大観は福井県美と同じく展覧会によく出品される。

目に焼きついているのは‘木立の白鷺’、朦朧体で描かれた周りの木立のなかで発光体のように輝いているのが白鷺の羽は使われた胡粉の白。日本画はいつの時代でもこの胡粉の使い方が絵の出来映えを左右する。‘瀑布’は滝の風景がみせる4つの表情を描いて並べたもの、これは左側の2枚でダイナミックに落ちていく光景は迫力満点!

富山県水墨美には展覧会は一度もでたことのない作品もある。それは‘立山遠望’(1902年)と大観が最初に描いた富士山‘武蔵野’(1895年)。いつか富山を旅し、この2点をみてみたい。

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