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2016.01.05

質の高いロバート・リーマンコレクション!

Img_0002     アングルの‘ド・ブロイ公爵夫人’(1851~53年)

Img     ドンゲンの‘マリア’(1907~10年)

Img_0003     バルテュスの‘暖炉の前の人物’(20世紀)

Img_0001     ヴァラドンの‘横わたる裸婦’(1928年)

海外の美術館の場合、訪問の間隔があくと展示の場所やレイアウトが変わっていて戸惑うことがある。2013年に入館したときは1階にあるヨーロッパ彫刻と正面玄関をまっすぐ進んでいった奥のところにあるロバート・リーマンコレクションは改築中のため、期待していた作品がみれなかった。

ロバート・リーマンが蒐集した美術品は例外的に一か所にまとめられて展示されている。2008年のときどんな展示風景だった記憶が薄れているが、足を進めていくうちに古典絵画、グレコなど心惹かれた作品がまた目の前に現れた。

なんどみても感動するのがアングル(1780~1867)の‘ド・ブロイ公爵夫人、青いドレスの光沢のある絹の質感描写がもうクラクラするほど上手い。そして夫人の透き通るような白い肌、アンブル作品ではこの絵に特別な思い入れがある。

23年ぶりの対面となったのがバルテュス(1908~2001)の‘暖炉の前の人物’、はじめてみるのと変わりないのでとても新鮮だった。以前はバルテュスは鑑賞作品が少なくちょっと遠い存在だったが、今は2014年に開催された回顧展のおかげでその画風に目がだいぶ慣れてきた。

この部屋で大きな収穫だったのが関心を寄せているキース・ヴァン・ドンゲン(1877~1968)、赤の服と大きな目が印象深い‘マリア’、競馬場、そして海水浴の光景を描いた3点、ここでドンゲンをみたという記憶がないのでまったく想定外の展示、こういうサプライズに遭遇するのが美術館巡りの醍醐味。

ユトリロの母親で画家でもあったスザンヌ・ヴァラドン(1865~1936)、‘横たわる裸婦’のまえでは思わず足がとまった。これまでみたヴヴァラドンでは一番ぐっときた。

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