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2016.01.06

名画揃いの印象派コレクション!

Img     セザンヌの‘トランプをする人々’(1890~92年)

Img_0001  スーラの‘灰色の天気のグランド・ジャット島’(1886~88年)

Img_0003     ルノワールの‘ピアノの前の少女たち’(1892年)

Img_0002     ゴーギャンの‘二人の女’(1902年)

海外の美術館をまわるとそのつど心のなかにどーんと居座る作家がいる。今回、印象派ではセザンヌ(1839~1906)、フィラデルフィア美で念願の‘大水浴図’と対面できたのは生涯の思い出になりそう。この絵との出会いがメトロポリタンにある傑作にも心をむかわせた。それはMETにあるセザンヌでは飛びぬけていい‘トランプをする人々’。

この風俗画はざわざわしたところがない、農夫たちは静かにトランプ遊びに興じており対面している二人は息をしているのだろうかと思ってしまう。でも、案外ゲームに集中しているときはこんな雰囲気、若いころ夢中になってやっていた麻雀も真剣になればなるほど息を呑んで牌をつもっていた。

2013年のときはスーラ(1859~1891)は有名な‘サーカスの客寄せ’の1点だけだったが、今回は7年前にであった‘灰色の天気のグランド・ジャット島’と運よく遭遇。音の消えたスーラの点描画には強く惹きつけられる。大きな画集を一冊購入しようかとも考えている。

画面からでてくる色彩の磁力がかなり強かったのがルノワール(1841~1919)の‘ピアノの前の少女たち’とゴーギャン(1848~1903)の‘二人の女’、‘ピアノの前の少女たち’はリーマンコレクションの一枚で7年ぶりの対面。4月国立新美で開催される‘ルノワール展’に同名の作品がオルセーとオランジュリーからやって来るのがわかっているので、どの作品がもっともいいか見比べるため細部まで目に焼き付けた。

アメリカにあるゴーギャンのコレクションでワシントンのナショナルギャラリーと双璧をなすのがメトロポリタン。今回みた4点のうち圧倒的な存在感を発揮していたのがこれまでみたという実感がない‘二人の女’、昨年は汐留ミュージアムでもいいゴーギャンをみたからゴーギャンの当たり年だった。

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