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2016.01.01

謹賀新年 2016年前半展覧会プレビュー!

Img      伊藤若冲の‘猿図’(18世紀)

今年も拙ブログをよろしくお願いします。わが家の1年はここ10年展覧会の鑑賞計画づくり、TVの美術番組のカレンダー記入、そして大リーグの応援でまわっている。だから、これから行われる展覧会へ出かける段取りをきめることは生活のリズムをつくるうえで大切なルーティン。手元に入っている情報をもとに気になる展覧会をまとめてみた。

★西洋美術
 フェルメールとレンブラント  1/14~3/31 森アーツセンター
 ボッティチェリ展       1/16~4/3    東京都美
 大原美展           1/20~4/4    国立新美
 原田直次郎展         2/11~3/27   埼玉県近美
 モランディ展         2/20~4/10 東京駅ギャラリー

 カラヴァッジョ展       3/1~6/12    西洋美
 黒田清輝展          3/23~5/5    東博
 ルノワール展         4/27~8/22   国立新美
 カサット展          6/25~9/11   横浜美
 オルセー蔵ガレ展       6/29~8/28   サントリー美

★日本美術
 福井県美展          1/16~2/16   横浜そごう美
 勝川春章展          2/2~3/27    太田記念美
 勝川春章展          2/20~3/27   出光美
 宮川香山展          2/24~4/7    サントリー美

 江戸絵画 夢と空想      3/12~5/8    府中市美
 ボストン美国芳・国貞展    3/19~6/6    Bunkamura
 安田靫彦展          3/23~5/15   東近美
 若冲展            4/22~5/24   東京都美

(注目の展覧会)
昨年、西洋絵画が好きな人と会うたびにPRしていたのが‘カラヴァッジョ展’と‘ルノワール展’、15年ぶりに開かれるカラヴァッジョの回顧展、出品されるのは10点。西洋美の主催といっても10点は無理だろうと思っていたが、二桁にのせるとは!これは嬉しい誤算。2001年の12月、岡崎市美でみたときは7点、西洋美のがんばりは特筆もの。10点全部の情報はまだないが、追っかけ画の‘エッケ・ホモ(この人を見よ)’が入っていたので安堵している。新規作品のプラスαがまだあるのか、期待して待ちたい。

ルノワール展は本当にすごいことになりそう。オルセーとオランジュリーにあるルノワールを全部みせちゃうというのだから、多くのルノワールファンの心を鷲づかみすることは間違いない。その目玉があの‘ムーラン・ド・ラ・ギャレット’、この絵とワシントンのフィリップスコレクションにある‘舟遊びの昼食’がルノワールの最高傑作、開幕が待ち遠しい!

日本美術で最も期待しているのは太田記念美と出光美で開催される‘勝川春章展’、勝川春章の名は美人肉筆画の名手として、粋な江戸っ子たちには知れ渡っていた。どれだけ揃うか楽しみ。

昨年に引き続き回顧展が行われる若冲、今度は単独興業、まだみていない作品に何点出会えるか。‘動植綵絵’がメインデイッシュとなると、あまり出てこないかもしれない。はたして?

今年の干支は猿、若冲にいい猿の絵があった。

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コメント

いづつや様
あけましておめでとうございます。
いつもタイムリーで刺激的な内容を有難うございます!
小生はカラヴァッジョと春章を楽しみにしています。
東京から遠いところにおりますが、できるだけ足を運びたいです。ちなみに千葉市美の「初期浮世絵展」はいかがでしょうか?

投稿: 青江 | 2016.01.02 19:57

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

今年前半期の展覧会は、おっしゃる通りカラヴァッジョ、ルノワール、勝川春草など豪華ラインナップですね。カラヴァッジョ展に展示される『エッケ・ホモ』はジェノバまで行かないと見られない貴重な作品ですね。真作リストから外している研究者もいるようですが、やはり真作だと思います。


若冲展では、大作『鳥獣花木図屏風』(ジョー・プライスコレクション)も展示されるようです。以前コメントさせていただいた時、いつづやさんは、この作品は若冲作でないと考えていられたようですが。

なお江戸東京博物館では、レオナルド作と見られる『糸車の聖母』をメインとしたダ・ヴィンチ展がありますね。稚拙な風景は他の画家の手になるものの、前景の聖母子と迫真的な岩の描写はレオナルド本人作だと見なす研究者が多いようですが、私もその意見に賛同しています。

投稿: ケンスケ | 2016.01.02 20:39

to 青江さん
あけましておめでとうございます。今年もよろしく
お願いします。

日本でカラヴァッジョが10点もみられるなんて、
西洋美に◎、エライ!という感じです。

出光美の勝川春章展にはおそらくMOAにある傑作
が出品されるものとふんでます。あと、海外から
の里帰りにも期待してます。

杉本博司展をやっていた千葉市美、初期浮世絵展
には2,3点里帰りするようなことが新聞の広告
にでてましたが、気になるところです。

投稿: いづつや | 2016.01.02 22:00

to ケンスケさん
あけましておめでとうございます。今年もよろしく
お願いします。

カラヴァッジョ展に‘エッケ・ホモ’がでるので
じっくりみようと思います。手元にある情報では
ブレラ美の‘エマオの晩餐’が目玉でしょうか。
イケメンのキリストはぐっときますね。

プライスさんのモザイク画、まだこりずに若冲の
絵として出品するようでは小林氏の美術史家とし
ての評価はぐんと下がります。

ダ・ヴィンチの展覧会はでかける予定ですが、
本物はこの目でという気持ちです。

投稿: いづつや | 2016.01.02 22:19

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