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2016.01.22

心を奪われる十三代今右衛門!

Img_0004     ‘色絵吹墨薔薇文花瓶’(1976年 佐賀県立九州陶磁文化館)

Img_0001     ‘色絵薄墨紫蘭文鉢’(1985年)

Img     ‘色絵薄墨珠樹文蓋付瓶’(1987年)

Img_0002     ‘色絵吹重ね珠樹草花文鉢’(2001年)

足を運んだ展覧会はいつもは会期中に感想をアップするのに、日本橋三越で1/11まで行われていた‘十三代今右衛門 × 十四代柿右衛門展’については展覧会が終了してから10日もあとになってしまった。

この展覧会で期待していたのは十三代今右衛門(1926~2001)のほうで十四代柿右衛門についてはオマケという思いがあるのでのめりこんでみていない。だから、とりあげるのは十三代今右衛門のみ。

若いころからやきものに興味をもちNHKで放送される陶磁器関係の美術番組は見逃さずみてビデオに収録していたが、十三代はよく登場し鍋島の魅力や自分が生み出した吹墨や薄墨の話をしてくれた。そこでみた作品にいっぺんに魅せられ十三代の回顧展に遭遇することを強く望むようになった。

ところが、その機会がなかなかやって来ない。やっとみれたのが5,6年前ホテルオークラの隣にある智美術館で行われた‘十三代&十四代今右衛門展’、だがこれは十三代の作品が想定外に少なく消化不良に終わった。

今年は1616年に有田の地に日本ではじめて磁器が誕生してから400年になる。昨年の琳派400年のように有田焼も大いに盛り上がりそう。その節目の年を祝う一弾が三越で開かれる展覧会。となると、当然期待値は高くなる。十三代の作品は全部で45点くらい、これだけみれれば言うことなし。大満足!

そのなかで長くみていたのが初期の吹墨‘薔薇文花瓶’、これまでお目にかかったことのある薄墨の2点、‘紫蘭文鉢’と‘珠樹文蓋付瓶’、そして亡くなる年につくられた‘吹重ね珠樹草花文鉢’。現代感覚に富む文様と鮮やかな色彩美が魅力の十三代今右衛門の世界、腹の底から楽しんだ。

なお、この展覧会はこのあと次の会場でも行われる。
・広島三越 7/5~7/18
・福岡三越 10/5~10/10

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