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2016.01.08

ダリ、バルテュスがあって定番のホッパーも!

Img_0001     ダリの‘超立方体:磔刑のキリスト’(1954年)

Img_0003    バルテュスの‘窓辺の少女’(1957年)

Img_0002     ホッパーの‘婦人のテーブル’(1930年)

Img     ワイエスの‘酒類密輸入者’(1945年)

今年の秋、国立新美でダリの回顧展が開催される。フィラデルフィア美で念願のダリ(1904~1989)の‘隠元豆’に出会ったとはいえダリの追っかけはまだ終わらないので、この情報は元気が出る。

‘隠元豆’をみて肩の荷が下りたような気分になり、後半に出かける美術館でダリに会うことはないと思っていたら、メトロポリタンで大きな絵‘超立方体:磔刑のキリスト’が目の前に現れた。この絵のことをまったく忘れていた。息を吞んで絵に描かれたガラのようにキリストをみていたのは7年前のこと。

ワシントンのナショナルギャラリーには‘最後の晩餐’(1955年)があり、ここには‘磔刑のキリスト’、アメリカのコレクターは印象派だけでなくこうしたシュルレアリスムも熱心に蒐集していた。ダリはスペイン人だがNYの高級ホテルに住みアート界の寵児だったから半分はアメリカ人みたいなもの。だから、ダリの作品がアメリカにたくさんあっても不思議ではないが、それにしても傑作がぞろぞろあるのには驚かされる。

2014年に日本で大きな回顧展があったバルテュス(1908~2001)。METからは‘夢見るテレーズ’が出品されたが、幸運にもまた会った。そして、その横に回顧展の図録に載っていた‘窓辺の少女’が、これは大きな収穫。ほかにも紹介した‘暖炉の前の人物’、有名な‘山’などがあり全部で5点。こんなに多くバルテュスと会うのははじめて、人気が高くなっているのだろうか。

ホッパー(1882~1967)の‘婦人のテーブル’は定番の作品。館の図録にも載っており、MET自慢のホッパー、今回はもう2点でていた。そのひとつは日本にもやって来た‘トゥーライツの灯台’。ボストン美でも2点みたのでこの度の美術館巡りでホッパー熱がまたでてきた。いつかシカゴ美にある最高傑作‘夜ふかしをする人たち’と再会したい。

日本に帰って来て忘年会をやったとき友人から‘ワイエスはあった?’と聞かれた。フィラデルフィア美ではワイエス(1917~2009)にかすりもしなかった。この画家の作品情報がまったくなく、どこの美術館が作品を所蔵しているのかわからない。METでワイエスと遭遇したのは想定外、‘酒類密輸入者’をしばらくながめていた。

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