« 7年ぶりのボストン美! | トップページ | 心を奪われるサージェント、カサット! »

2016.01.15

ロセッティ、バーン=ジョーンズの揃い踏み!

Img     ロセッティの‘ボッカ・バチアータ’(1859年)

Img_0001          バーン=ジョーンズの‘希望’(1896年)

Img_0003     ベックリーンの‘オデュッセウスとポリュフェモス’(1896年)

Img_0002     クールベの‘分け前’(1857年)

ボストン美に所蔵されている美術品はメトロポリタン美と同じようにギリシャ彫刻、エジプト美術から古典絵画、印象派、」現代アート、そして自慢の日本美術まで広い範囲に及んでいる。そのため、じっくりみるには2時間くらいほしいところだが、ツアーの場合滞在するのはMax1時間半。

そのため、みるところを絞らないと印象に残る鑑賞とならない。そこで今回は印象派は横目にみてどんどん進んでいった。そうして足がとまる作品が現れたのはラファエロ前派、ロセッティ(1828~882)の‘ボッカ・バチアータ’、モデルはロセッティの長年の愛人だった娼婦ファニー・コーンフォース、この絵は話題を呼んだが、ロセッティは翌年32歳のとき10年前に会ったリジーと結婚する。

この絵の隣にあったのが7年前にも出会ったバーン=ジョーンズ(1833~1898)の‘希望’、縦長の画面いっぱいに描かれた女性、右手に花のもち左手を顔の上のほうにのばすポーズは一度みたら強く心に刻まれる。お気に入りのバーン=ジョーンズ作品なのでしばらくながめていた。

今回サプライズの作品があった。ベックリーン(1827~1901)が描いた神話画、‘オデュッセウスとポリュフェモス’、この絵は1996年に日本の美術館でお目にかかった。そのときはスイスの個人コレクターの所蔵。2008年には展示されてなかったから、そのあとボストン美が購入したのだろう。ギリシャ神話とくると血が騒ぐ、すぐ見るぞ!モードにスイッチが入った。

クールベ(1819~1877)の‘分け前’にも思わず足がとまった。クールベは狩りの絵を何点も描いているが、この縦2.1m、横1.86mあるこの大作は完成度の高い作品。パリのグラン・パレとメトロポリタンであった大回顧展(2007~08年)でみたときの感動がよみがえってきた。

|

« 7年ぶりのボストン美! | トップページ | 心を奪われるサージェント、カサット! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/65878/63072726

この記事へのトラックバック一覧です: ロセッティ、バーン=ジョーンズの揃い踏み!:

« 7年ぶりのボストン美! | トップページ | 心を奪われるサージェント、カサット! »