« 待望の村上隆の‘五百羅漢図’! | トップページ | 気になるゴーギャンが今汐留ミュージアムに! »

2015.11.07

サプライズ! ニキ・ド・サンファルの‘ブッダ’

Img     ‘ブッダ’(1999年 YoKo増田静江コレクション)

Img_0001     ‘マダム’(1968年 ニキ芸術財団)

Img_0002     ‘タピスリー ペネロペの時間旅行’(1972~73年)

Img_0004     ‘蛇の樹’(1979年 YoKo増田静江コレクション)

村上隆の回顧展(森美)をみたあと、歩いて国立新美へ向かった。今、ここで‘ニキ・ド・サンファル展’(9/18~12/14)が開かれている。

ニキ・ド・サンファル(1930~2002)の展覧会は2006年大丸東京ミュージアムで体験した。この女性アーティストの作品はポンピドーで一度みたことはあったが、まとめてみたのはこのときがはじめて。楽しい思い出として残っているのはカラフルな立体作品‘ナナ’シリーズ。

今回も‘逆立ちするナナ’や‘泉のナナ’など見覚えのある作品が並んでいた。初見は緑のドレスと相対的に小さな顔が印象的な‘マダム(黒いバッグと緑のドレスで着飾ったナナ)、あまりのインパクトの強さにたじたじになった。

日曜美術館で紹介されみたくてしょうがなかったのがニキが亡くなる3年前の1999年に制作された‘ブッダ’、これはチラシに載っていなかったし大丸でYoKo増田静江コレクションは大半インプットされているので、2度目のニキはバリエーションを増やすのが目的だった。ところが、日曜美術館にこのブッダ像が登場したので俄然、見るぞ!モードにスイッチが入った。

なんとも存在感のある仏像、表現は現代アートの装いだが、しっかり仏像になっているのがすごい。頭と肩の部分がゴールド、そして胴と腰から下は青、赤、緑、紫の色ガラスがモザイクのように使われている。これは2011年に閉館した那須のニキ美術館で飾られていたのだろうか、‘ブッダ’は‘ナナ’とともに忘れられない存在になった。

一番のお目当てをみたのであとはリラックス気分でまわった。足がとまったのはタピスリー‘ペネロペの時間旅行’とガウディが設計したバルセロナの‘グエル公園’にあるドラゴンを連想させる‘蛇の樹’、ニキはガウディを意識したにちがいない。

昨年パリのグラン・パレで開かれたニキの大回顧展には60万人がつめかけたという。元気いっぱいの‘ナナ’の姿をみたら誰でも心が晴れやかになる。ニキに惚れ直した。

|

« 待望の村上隆の‘五百羅漢図’! | トップページ | 気になるゴーギャンが今汐留ミュージアムに! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/65878/62634406

この記事へのトラックバック一覧です: サプライズ! ニキ・ド・サンファルの‘ブッダ’:

« 待望の村上隆の‘五百羅漢図’! | トップページ | 気になるゴーギャンが今汐留ミュージアムに! »