« 近代日本美術の煌き! 1914年(大正3) | トップページ | 待望の‘久隅守景展’! »

2015.10.14

モネの‘印象、日の出’に乾杯!

Img_0001     ‘印象、日の出’(1872年)

Img_0003     ‘オランダのチューリップ畑’(1886年)

Img_0002     ‘小舟’(1887年)

Img     ‘睡蓮’(1916~19年)

上野の東京都美で開催中の‘モネ展’(9/19~12/13)をみてきた。10時ちょっとすぎに着いたのだが、チケットを購入するのに15分くらい並んだ。予想以上の人気ぶりにびっくりした。この並び方をみると3連休は相当混んでいたにちがいない。

先週だっかたBSでこの展覧会が取り上げられていたが、すでに13万人が入場したらしい。やはり日本では印象派が好きな人が多いからビッグネームのときは大勢の観客が押し寄せる。その大半が女性、ざっとみて10人のうち8人が女性という感じ、高齢の方もおられる。

出動が遅れたのは2回訪問するかどうかで心が揺れていたから。24年前の1991年、今回展示されているモネの作品を所蔵しているパリのマルモッタン美を訪問した。ご存知のようにモネの‘印象、日の出’は1985年10月27日盗難にあった。この絵が運よく発見されたのはそれから5年経った1990年、訪問する1年前のこと、そして1991年から再公開された。だからとてもいいタイミングでパリを旅行したことになる。おかげで長年の思いの丈をかなえることができた。

‘印象、日の出’が日本で展示されるのは21年ぶり、めでたい話なのだが展示期間は9/19~10/18の1か月だけ。そしてこの絵がパリに帰ったあとは‘ヨーロッパ橋、サン・ラザール駅’が10/20~12/13まで展示される。この‘サン・ラザール駅’は現地でみたはすだが、当時この絵に注意がいってなかったため記憶にまったくない、いわゆる‘見れど見えず’というやつ。

で、今回は一度みている‘印象、日の出’はパスして‘サン・ラザール駅’を優先し一度の鑑賞で済まそうと思っていた。ところが、展示替えの時期が迫ってくるとやっぱり‘印象、日の出’をもう一回みておこうという気持ちが強くなった。久しぶりにみて驚いたのは画面が思ったより明るかったこと。これはよくみている画集の図版の色が濃いすぎたのが原因。

目を奪われるのはこれからのぼってくる太陽が海面に反射している情景を橙色でざざっとした筆触で表現しているところ。確かに港の朝の雰囲気はこんな印象、そして橙色の線の横に描かれた小舟と船頭のシルエットが心をじわっとゆすぶる。再会したのは正解だった!

モネ好きの方ならこれまで2回あったマルモッタンのコレクション展には足を運ばれたはず。期待するのはたぶん同じではじめてやって来る作品。それが‘オランダのチュールップ畑’と‘小舟’、だから目に力をいれてみた。ともにいい気持になった。一連の睡蓮の作品でお気に入りはここにとりあげたもの。一番好きな黄色の睡蓮がまたきてくれたらいうことなかったが、これは欲張りすぎだった。

|

« 近代日本美術の煌き! 1914年(大正3) | トップページ | 待望の‘久隅守景展’! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: モネの‘印象、日の出’に乾杯!:

« 近代日本美術の煌き! 1914年(大正3) | トップページ | 待望の‘久隅守景展’! »