« 待望の‘久隅守景展’! | トップページ | 来年6月 横浜美で‘メアリー・カサット展’! »

2015.10.16

畠山記念館の‘古田織部展’!

Img     ‘伊賀花入 銘 からたち’(重文 16世紀末~17世紀初)

Img_0003     ‘志野水指 銘 古岸’(重文 16世紀末~17世紀初)

Img_0001     ‘割高台茶碗’(朝鮮時代 16世紀)

Img_0002     ‘織部手付向付’(17世紀)

都営浅草線の高輪台駅から徒歩7分くらいのところにある畠山記念館を久しぶりに訪問した。最後にみたものが何だったか忘れるくらいご無沙汰してしていた。4,5年でかけてなかったのに急遽足を運ぶことになったのは現在ここで古田織部(1544~1615)の没後400年を記念した‘桃山茶陶と織部好み’展(10/3~12/13)が開かれているから。

今年古田織部展をみるのは3度目。最初が1月の松屋銀座でそのつぎは2か月前の湯島天神の宝物殿、おかげで‘織部好み’の名品が数多く目のなかに入り、古田織部の自由な精神によって生まれた斬新な造形美にかなり近づくことができた。

これぞ‘織部好み’という感じなのが‘伊賀花入 銘 からたち’、男性的で豪快な花入で伊賀焼では五島美にある‘古伊賀水指 銘 破袋’(重文)とともにお気に入りの一品。これはもとはこの記念館の創設者畠山一清(号 即翁 1881~1971)の故郷金沢にあった名宝。

今回のお目当ては‘志野水指 銘 古岸’だった。何年もこの美術館から遠ざかっていたのは図録に載っている名品のほとんどをみたから。でも、1点だけなかなか遭遇せず残っていた。それが重文に指定されている志野の水指。なんともすきっとして安定感のある造形が心を和ませてくれる。そして、胴の周囲に描かれたのはこの形によく合う葦と桧垣文。本当にいいものをみた。待てば海路の日和あり、といったところ。なお、展示は11/5まで

ほかでは古田織部が所持していたと伝えられる‘割高台茶碗’や緑の釉薬が目にしみる‘織部手付向付’などを存分に楽んだ。やはりここの茶道具は名品が揃っている。すばらしい!

|

« 待望の‘久隅守景展’! | トップページ | 来年6月 横浜美で‘メアリー・カサット展’! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 畠山記念館の‘古田織部展’!:

« 待望の‘久隅守景展’! | トップページ | 来年6月 横浜美で‘メアリー・カサット展’! »