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2015.09.24

近代日本美術の煌き! 1902年(明治35)

Img        藤島武二の‘天平の面影’(重文 ブリジストン美)

Img_0002     浅井忠の‘縫物’(ブリジストン美)

Img_0003     菱田春草の‘王昭君’(重文 善ぽう寺)

Img_0001     竹内栖鳳の‘大獅子図’(藤田美)

黒田清輝とともに洋画界の中心人物だった藤島武二(1867~1943)、これまで岡田三郎助と組み合わせた回顧展はお目にかかったが、単独のものはない。清輝の回顧展をみて武二はめぐまれないというのはどうも落ち着かないのでこれを早く解消できないかと思っている。

ところで、武二の回顧展はいつごろあったのだろうか?ずっと期待しているのは東近美とブリジストン美、ほかには東京都美とか三菱一号館美も頭に浮かぶ。そうすると‘天平の面影’にも再会できる。清輝でも武二でもお気に入りは女性を描いたものだが、数でいうと武二は清輝の2倍ある。

武二の描く女性はどこかそのへんにいる女性のような気がしてならない。‘天平の面影’のモデルはとびっきりの美人という感じではなく、静かな身のこなしで内面のしっかりした女性のイメージ、ぱっとみるとNHKの有働アナに似てなくもない。

浅井忠(1856~1907)にも女性画がある。ブリジストン美が所蔵する‘縫物’、どの展覧会で対面したか思い出せないが、農民画が頭にこびりついているので思わずのけぞった。そして、洋画家は西洋画がお手本だから人物画も上手いんだと、感心した。

菱田春草(1874~1911)の‘王昭君’は昨年あった回顧展でようやく夢が叶った。描かれている女性の顔はよくみると親子か姉妹かと見まがうくらい似ている。だから、視線は顔ではなくて絹の質感をイメージさせる衣装のほうにむかう。胡粉の美しさを目に焼き付けた。

竹内栖鳳(1864~1942)の‘大獅子図’はサントリーであった藤田美名品展でみたばかり。このライオン、大阪へは特別仕様のトラックに乗って大阪に帰ったのだろうか。動物園とはちがい東京では檻がなかったから気分がよかったにちがいない。

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