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2015.09.14

近代日本美術の煌き! 1894年(明治27)

Img      初代宮川香山の‘青華氷梅紋花瓶’(三の丸尚蔵館)

Img_0001     鈴木長吉の‘百寿花瓶’(三の丸尚蔵館)

Img_0003     久米桂一郎の‘夏の夕(鎌倉の景)’(東芸大美)

明治時代に活躍した陶芸家や金工家の作品をみようと思ったらどこの美術館へ行けばいいか、ふたつある。東博と三の丸尚蔵館。

初代宮川香山(1842~1916)の染付の花瓶も鈴木長吉(1848~1919)の銀製の花瓶も三の丸尚蔵館の所蔵。尚蔵館の展示スペースは大きくないので一度に鑑賞できる作品の数は限りがあるが、ここへ5年くらい通うと相当数の名品に遭遇することができる。

ここの大きな利点は無料でみられること。料金を払わず絵画や工芸品の傑作がみられるのだから美術鑑賞としては理想的、ここで得られる満足感は海外の美術館では同じく無料で世界中から集まったお宝をエンジョイできる大英博物館と共通するものがある。

最近入手した情報によると、三の丸尚蔵館は展示スペースを拡張する工事に入るためこの秋から休館になるとのこと。数年間お宝はみれなくなるが、新館になると美術館の魅力はさらにますことはまちがいない。追っかけ作品がみれる可能性が高まるのではないかと今から期待している。

洋画家の久米桂一郎(1866~1934)は‘米欧回覧実記’を編んだ歴史学者久米邦武の長男、久米桂一郎と黒田清輝はパリで同じアパートに住み絵の修業に励んだ同志。そのため二人の画風は似ている。‘夏の夕’は点描で’印象派風に仕上げられている。

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