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2015.08.05

暑いときは渓流の絵!

Img_0001     小野竹喬の‘奥入瀬の渓流’(1951年 東現美)

Img_0002     鈴木其一の‘夏山水図屏風’(19世紀中頃、根津美)

Img     円山応挙の‘保津川図屏風’(重文 左隻 1795年)

Img_0003     杉山寧の‘こう’(1985年)

今年は猛暑が続く日数が長い。明日も35度を超えそうだから7日連続、そのため家にいるときでも麦茶と氷をいれたミルクをがぶがぶ飲んでいる。

暑いときは水分を口から体の中に注入するだけでなく、目からも涼しさを運んでくれるものを入れる。それは渓流を描いた絵。夏になるとみているのは小野竹喬(1889~1979)の‘奥入瀬の渓流’、一度奥入瀬は行ったことがあるが、ご機嫌なところだった。

その美しい渓流に200%心を奪われたが、この景色は多くの画家たちの作画意欲を刺激し傑作がいくつも生まれている。そのなかで最も魅了されているのが竹喬の絵。言葉はいらない、この水の流れをみているだけで涼しくなる。

鈴木其一(1796~1858)の‘夏山水図屏風’、この屏風を根津美ではじめてみていっぺんに其一のとりこになった。以来、夏になると木にとまっているアブラゼミと水の勢いを強く感じさる群青の渓流をみるために山をわけいることにしている。

これまでみた日本画のなかで感動の袋が大きく膨らんだものはいくつもあるが、円山応挙(1733~1795)が最晩年に描いた‘保津川図’のそのひとつ。これは左隻だが、絹の糸の大きな束のようにみえる渓流がすべるように下っている。この絵と出会ったのは生涯の喜び。

杉山寧(1909~1993)の‘こう’に描かれた渓流は天然のクーラーといった感じ。近くにいれば暑さは吹っ飛び、肌にひんやりとした空気があたり心がリフレッシュされるにちがいない。

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