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2015.08.10

久しぶりにみた国宝‘玄奘三蔵絵’!

Img_0003     国宝‘玄奘三蔵絵’(14世紀)

Img         円山応挙の‘蔦鴨図’(1766年)

Img_0004     菱川師宣の‘大江山酒呑童子絵巻’(1692年)

Img_0001     竹内栖鳳の‘大獅子図’(1902年)

藤田美術館のすばらしいやきものや絵画コレクションがたくさん東京にやってきたのは本当にビッグニュース。サントリー美の4階と3階の展示室をまわっているうちに東博で開催される日本美術の特別展とまったく遜色ないなと思った。

国宝の絵画は4点、‘玄奘三蔵絵’と‘両部大経感得図’は前期(8/5~8/31)、‘紫式部日記絵詞’と‘柴門新月図’は後期(9/2~9/27)に展示される。‘玄奘三蔵絵’の一巻をみるのは22年ぶり、玄奘三蔵がインドへ旅立つとき夢でみた光景が描かれている。海の波間から姿を現した怪獣のような魚がおもしろい。中央に岩山をどんと置く見栄えのする構図と海の鮮やかな緑がとても印象深い。

円山応挙(1773~1795)の‘蔦鴨図’にちょっとびっくりした。チラシに載ってないので期待値ゼロ。みた瞬間、藤田美にこの絵があることを思い出した。以前MIHO MUSEUMでこの絵とそっくりの別ヴァージョンに出会った。それで藤田美のものはみたことにしていたが、その絵が突然姿を現してくれた。これは楽しい!

こんな浮世絵も所蔵しているのか、という感じなのが菱川師宣(?~1694)の‘大江山酒呑童子絵巻’、この中巻では酒呑童子は酒が相当まわってきたのか顔が真っ赤、後期に首がはねられる場面が登場するのでまた足を運びたい。

4階からおりたところに獰猛なライオンがいるので要注意。能天気に歩いていたら大けがをする。描いたのは竹内栖鳳(1864~1942)、このリアリズムモード全開の‘大獅子図’をみるのは4度目。ライオンの毛や髭がこれほどリアルに描かれているとなんだか動物園へきているような気になる。

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コメント

『藤田美術館の至宝展』では、絵画もいいものが揃っていますね!

『玄奘三蔵絵』は精緻な描写と鮮やかな色彩が印象に残りました。

狩野正信から円山応挙、や竹内栖鳳に至るまで、いい作品があって、藤田氏の蒐集熱がこうした作品を日本国内に留めてくれたのかもしれませんね。

投稿: ケンスケ | 2015.08.15 18:50

to ケンスケさん
‘玄奘三蔵絵’の一巻は東博の鳥獣戯画展に出品さ
れた‘華厳宗祖師絵伝’に描かれた船が進む場面が
ちらっと頭をかすめます。久しぶりにみれてよか
ったです。

後期にまだお目にかかってない栖鳳や蘆雪が出て
きますので再度出動します。

投稿: いづつや | 2015.08.15 23:47

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