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2015.08.25

近代日本美術の煌き! 1881年(明治14)

Img_0003          狩野芳崖の‘枯木猿猴図’(下関市美)

Img     五姓田義松の‘清水富士’(東京都現美)

Img_0001     初代宮川香山の‘褐釉蟹貼付台付鉢’(東博)

明治以降に活躍した日本画家のなかで特別な存在だったのが狩野芳崖(828~1888)と橋本雅邦(1835~1908)のふたり。横山大観や菱田春草らにとっては仰ぎ見る偉大な先生だった。

回顧展はそれぞれ一一回ずつ体験した。そして、ボストン美が所蔵する傑作もいくつか里帰り展でみることができた。だから、画集に載っている作品でコンプリートを達成するために必要なピースはフィラデルフィア美のコレクションだけになった。でも、これはとても高いハードル。死ぬまでにみれるだろうか。

長谷川等伯の猿の絵を彷彿とさせるのが芳崖の‘枯木猿猴図’、これを所蔵する下関市美へは広島にいるときクルマを走らせたが、残念なことに展示されてなかった。東近美が狩野芳崖展を開催してくれるとそのリカバリーの可能性がでてくるのだが、果たして。

横浜のJR桜木町駅から歩いて10分くらいのところにある神奈川県歴博で来月の19日から五姓田義松(ごせだよしまつ 1855~1915)の回顧展(9/19~11/8)が行われる。前々から気になっていた洋画家だから、でかけてみようと思っている。たぶんすばらしい‘清水富士’も出品されるのではなかろうか。再会が楽しみ!

6年くらい前までは東博の平常展示を定期的にみて、図録に載っている作品を追っかけていた。そいうしたなかには明治時代につくられたやきものの名品も含まれている。初代宮川香山(1842~1916)の‘褐釉蟹貼付台付鉢’もサプライズの一品。なんと蟹が鉢の表面にくっついている!これには200%参った。

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