心の大半がむかっている科学雑誌‘NEWTON’!
今年に入ってから宇宙のことや生命の進化など科学に対する興味がどんどん膨らんでいるが、そのきっかけとなったのはTV番組‘コズミックフロント’(BSプレミアム)と‘生命大躍進’(NHK総合)、そして科学雑誌‘NEWTON’。
今日、ついでに寄った本屋でわくわくする本に出会った。それは出版されたばかりのニュートン別冊シリーズ、‘光と色のサイエンス’(2015年8月15日発行 ニュートンプレス、¥2593)。この別冊、手にとってみてすぐ今年3月号の‘色と光の科学’の拡大版であることに気づいた。
3月号で色や光についての理解がぐっと進んだが、この別冊では話題をさらに広げもっと深く知りたいことやサイエンスの最先端をいく話などが沢山盛り込まれている。そのなかには美術好きを楽しませてくれるものも含まれている。
例えば、柿右衛門の赤はなぜ鮮やかなのか、また屏風に描かれた絵の色の解析に使われる‘蛍光X線分析’や‘X線回折法’は超ミクロの原子の模型からみるとどういうことを明らかにするのか、こうしたことは情報としてはインプットされているが、粒子や原子の世界まで突っこんだ説明は聞いたことがない。だから、小さなサイエンス脳でも敏感に反応する。
そしてこの本では光の自然現象、青い空の秘密、虹やオーロラのしくみなども画像やモデル図を使ってわかりやすく解説してくれる。しばらくほかのことには心がむかわなくなりそう。
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コメント
今晩は。
光と色の不思議といいますと、ヨーロッパでは何故あのように陽の光が地上にロマンチックで華のある色彩をもたらすのか?(とてもアジアと同じ太陽光とは思えない)
そしてそのような美しさはずっと昔、人類が地上に出現してそれを認識・享受する前からあったのか?
もしそうならば美とはいったい何なのか? 何のためにあるのだろう。
そんなことを若い頃はよく考えていましたね。
でも結局は分からないままです。永遠の謎です。
投稿: minchou | 2015.08.05 21:55
to minchouさん
光と色の話はこれまでは絵画のなかでこだわって
きましたが、今は宇宙論のなかで銀河や星雲の色
に興味が集中してます。
夜空に輝く星のことはまるっきりダメあったので
すが、今年にはいり宇宙論に目覚めましたので
すこしずつどの位置にみえ、どんな色を放って
いるかがわかってきました。
投稿: いづつや | 2015.08.06 00:53