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2015.07.21

滝を見に行こう!

Img     円山応挙の‘青楓瀑布図’(18世紀 サントリー美)

Img_0002     渓斎英泉の‘日光山名所之内 素麺之滝’(1843~46年)

Img_0003     鈴木春信の‘やつし許由’(1765~70年 パリ ギメ美)

Img_0001     柴田是真の‘鯉の瀧のぼり’(1848~59年)

夏の暑さをしのぐには水分を体のなかにいれたり、水のあるところへいくのが一番。そこで、滝を見にいくことにした。といっても絵のなかでの話だが。

サントリー美に円山応挙(1733~1795)が描いたすばらしい滝の絵がある。これまで3回くらいみた‘青楓瀑布図’、リアルに表現された水しぶきが涼しさを運んでくれるから、猛暑のときは目から涼しさを感じるにはうってつけの絵。こういう暑さ対策もある。

浮世絵で滝の絵でお気に入りなのは北斎と渓斎英泉(1791~1848)、北斎の滝めぐりシリーズと同じくらい魅せられているのが英泉の‘日光山名所之内 素麺之滝’、水と一緒にそうめんがどっと流れてくるのを想像すると体温はすっと下がっていくような感じ。本当にいい絵。

鈴木春信(1725~1770)は水の描写に長けた絵師。二人の娘が川に入って網でめだかをすくう様子を描いた一枚など思わず見入ってしまうものはがいくつもある。ギメコレクションの‘やつし許由’も目を楽しませてくれる。滝のそばい岩場から女性が流れる水を手ですくおうとしている。その横に座って手を水のなかにいれたら暑さはふっとぶ。

絵画はちょっとした筆使いでその場の空気が伝わってくることがある。柴田是真(1807~1891)の‘鯉の瀧のぼり’はそんな一枚。鯉の頭にぶち当たって飛び散る水しぶきをみるだけでひんやりとした空気が感じられる。こんな絵をさらっと描く是真の技量にはほとほと感服させられる。

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