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2015.07.30

目を楽しませてくれる花火の絵!

Img_0003    歌川豊国の‘両国花火之図’(部分 1804~17年)

Img     歌川広重の‘両国納涼大花火’(部分 1850年)

Img_0002     歌川国芳の‘東都名所 両国の涼’(1830~43年)

Img_0001     渓斎英泉の‘東都両国橋夕涼図’(1830~44年)

2日前‘所ジョージのニッポンの出番’(TBS)で花火にスポットを当てていた。おかげで日本と外国では花火の楽しみかたが違うこと、そして日本の花火はそのヴァリエーションが格段に多いことがわかった。

10年くらい花火大会をじかにみたことがない。そのため楽しむ花火はTV画面のなかだけ。どこの花火大会でも例年大混雑、席の確保はもう大変だろう。屋台がありみんなビールを飲んだり弁当を食べながらみているの?花見と同じようなイメージをもっているがあたっている?

江戸時代、隅田川で行われる花火は人々にとって夏の最大の娯楽だった。多くの浮世絵師たちが大賑わいの両国の花火を描いている。そのなかで歌川豊国(1769~1825)の‘両国花火之図’は臨場感あふれる傑作、両国橋の上は打ち上げられる花火を見上げるひとたちでいっぱい。橋が崩れおちるのではないかと心配されるほどの人数だが、花火の前に欄干、橋脚などを入念にチェックしたにちがいない。

歌川広重(1797~1858)の絵もお気に入りの一枚。納涼舟を乗り降りする女性が描かれている。画面の手前に人物を大きく描き背景には花火の飛び散る火の粉がみえる。この構図がなかなかいい。花火は二か所から上がっているが、分散しているのは珍しい。たぶん広重はコンパクトな花火が一つでは寂しいのでふたつ描いたのだろう。

タイのバンコクへ出張で2度ほど訪問したことがあるが、水上マーケットを観光すると果物などの食べ物を積んだ小舟がすぐよってくる。歌川国芳(1797~1861)や渓斎英泉(1791~1848)の絵をみるたびにその光景を思い出す。国芳の‘両国の涼’では酒宴真っ最中の納涼舟の横に物売り舟がよっていき果物をさしいれている。

英泉の夕涼図は橋には人がむらがり、隅田川は多くの舟がひしめきあっている。こんな大イベントの花火を一度体験してみたい。

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