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2015.07.13

近代日本美術の煌き! 1872年(明治5)

Img_0002_2     河鍋暁斎の‘横たわる美人と猫’(河鍋暁斎記念美)

Img_0001_2     柴田是真の‘富士田子浦蒔絵額’(部分 福富太郎コレクション)

Img_0004        柴田是真の‘瀑布群猿図’(フォートワース キンベル美)

Img     富岡鉄斎の‘月ヶ瀬梅渓図’(出光美)

絵画や彫刻、オブジェなどの西洋美術のなかからとくにお気に入りの作品を作家ごとに5点をめどに選び出し、それらを‘名画・名作の響き合い’として1874年から2014年まで一年4点ずつ並べてみた。これが4月に終了したので、その続編として近代日本美術に焦点を当てた‘近代日本美術の煌き!’を今日からスタートさせたい。

西洋絵画は第一回印象派展が開かれた1874年からはじめたが、日本美術は2年早い1872年(明治5)から美術界のスターたちが登場する。大の歴史好きであるが、‘日本史図表’をそらんじているわけではない。この年の‘一言歴史メモ’は福沢諭吉の‘学問ノススメ’が出版され、12月に太陽暦が採用されたこと。

今三菱一号館美で回顧展が開催されている河鍋暁斎(1831~1889)、今週出動の予定だが、‘横たわる美人と猫’はたぶん展示されているだろう。幕末の浮世絵師歌川国芳は猫好きで有名だが、暁斎もよく猫を描いている。だから、短期間の師であった国芳同様猫を可愛がったのかもしれない。

柴田是真(1807~1891)の蒔絵や絵画を沢山あつめてきた回顧展をこれまで三井記念美と根津美で体験した。そのなかで圧倒的な存在感を放っていたのが福富太郎コレクションの白眉である‘富士田子浦蒔絵額’、漆でひかれた波の線がいまでも鮮明に目に焼きついている。

アメリカのテキサス州フォートワースにあるキンベル美が所蔵している‘瀑布群猿図’も鑑賞欲を掻き立てる一枚、いつか里帰りしてくれることを祈っている。東芸大美でボストン美蔵の‘雪中鷹図’が4月公開されたが、暁斎のいい絵がアメリカの美術館に結構ある。全部みてみたいが、夢は叶うだろうか。

富岡鉄斎(1836~1924)が37歳のとき描いたのが横長の‘月ヶ瀬梅渓図’、出光であった展覧会ではじめてみたが、薄緑の山々がとても心地よかった。

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