弱体化するセリーグ!
[交流戦順位]
チーム 勝 負 勝率
1 ソフトバンク 12 6 .667
2 日本ハム 11 6 .647
3 西武 10 6 .625
4 楽天 10 8 .556
5 ロッテ 10 8 .556
6 阪神 10 8 .556
7 広島 9 9 .500
8 ヤクルト 8 9 .471
9 オリックス 8 10 .444
10 中日 7 10 .412
11 巨人 7 11 .389
12 DeNA 3 14 .176
プロ野球は交流戦が終了し、今日から通常の戦いにもどった。この時期TVでプロ野球の試合を最初からずっとみることはほとんどなく、せいぜい1イニングとか2イニングだけ。じっくりはみないが、結果はしっかりフォローし、今どこのチームが強くてどの選手が勝ち星をつみあげ、あるいはホームランを打ちまくっているかは押さえている。
だから、交流戦の成績についても戦況分析をしている。毎年のことだがセリーグの各球団はパリーグの球団に押しまくられてトータルではいつもパリーグに負けている。今年はとくにひどく、セリーグの野球のレベルの低さを露呈している。
今セリーグの首位の巨人が11位で2位のDeNAは最下位。交流戦前まではセリーグの話題をさらったDeNAなのに18回戦って3つし勝てないのだからまったくどうかしている。こんなセリーグの野球をみてどこがおもしろいのか?
個々の選手をみてもセリーグには球場に足を運んでそのプレーを生で見たい選手が本当に少ない。打者では将来大リーグに挑戦してもやっていけるのではないかと思っているDeNAの筒香、投手では前健と菅野くらいのもの。
これに対しパリーグにはスター選手が沢山いる。ソフトバンクの柳田、松田、西武の中村、秋山、日ハムの中田 大谷、オリックスの糸井、、、
セリーグがこんなに弱体化してしまった現状では交流戦を18試合したところでエキサイティングな試合は期待できない。来年からは10試合にして熱い戦いが繰り広げられているパリーグ同士の試合が多くみられるようにしたほうが野球ファンの楽しみはずっと大きくなる。
これからはFAで巨人や阪神などへ行く選手は少なくなるはず。パリーグは観客数の増加傾向が続いており、大谷、柳田、中田などプロ野球を背負って立つ看板選手の人気もうなぎのぼり、そうなると、パリーグで野球をしてみようというFA選手も当然増えてくる。するとパリーグはますます繁栄し、セリーグは地盤沈下していく。これは長い目でみるとプロ野球人気にとってマイナス。
何とかしなけければいけないのだが、不幸なのはセリーグの球団経営者に危機意識がないこと。これは致命的!日本のプロ野球は悪いシナリオにむかって進んでいることはまちがいない。
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