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2015.05.18

ホイッスラー VS 小林清親!

Img_2 ホイッスラーの‘ノクターン:青と金色’(1872~73年 テートブリテン)

Img_0002     小林清親の‘開花の東京両国橋之図’(19世紀 太田記念美)

Img_0003 ホイッスラーの‘艀(はしけ)’(1861年 フィッツウイリアム美)

Img_0001     小林清親の‘待乳山雪の黄昏’(1896年)

昨日まで練馬区美で開催されていた小林清親(1847~1915)の回顧展は予定通り2回足を運び、全部で280点くらいの作品を楽しんだ。以前から気になっていた画家だからこれだけ多くの魅力的な光線画や肉筆画が目の中にはいると満ち足りた気分になる。しばらくは図録をめくる日が続きそう。

練馬区美とコラボして所蔵する清親の作品を展示したのが浮世絵専門美術館の太田記念美、ここには清親の忘れられない絵がある。それは‘開花の東京両国橋之図’、この絵、誰かの絵とよく似ている。そう、昨年横浜美に出品されたホイッスラー(1834~1903)の‘ノクターン:青と金色 オールド・バターシー・ブリッジ’、ホイッスラーがこの絵を描くとき参考にしたのは広重の‘京橋竹がし’だが、この絵より清親の絵とのコラボぶりのほうが際立っている。

清親が‘両国橋’を描いたのはホイッスラーのノクターンより後、二つの絵に直接関連性があるかどうかわからないうが、ひょっとして清親はホイッスラーの絵をみたのだろうか?

もうひとつ、二人には似た絵がある。ホイッスラーの‘艀(はしけ)’と清親の‘待乳山雪の黄昏’、ホイッスラーも清親も広重の作風から大きな影響を受けている。このため、画面手前に舟とこぎ手を大きく描くというきわめてよく似た構図の絵ができあがったのかもしれない。

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