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2015.05.29

サヴァンの脳!

Img_0004     NHK出版 2015年2月20日発行

Img_0003    ミチオ・カク教授(ニューヨーク市立大学シティーカレッジ)

Img_0001     スティーヴン・ウィルシャー

Img     スティーヴン・ウィルシャーの‘マンハッタン・スカイライン’

ここ数年Eテレの白熱教室に特別関心を寄せている。今やっている‘ハリウッド’は2年前にみたのでパスだが、来週からスタートする‘宇宙’(4回)はすごく楽しみ。

今年の4月、ニューヨーク市立大学シティーカレッジのミチオ・カク教授が講師として登場した‘ニューヨーク白熱教室 最先端物理学が語る驚異の未来’(4回)に完璧にはまったので、‘宇宙’も好奇心をいたく刺激するし知識をまとめるのには理想的な流れ。

日系3世カク教授の最新作‘フューチャー・オブ・マインド 心の未来を科学する’を今熱心に読んでいる。この本は4月の白熱教室で最終回に取り上げられたテーマ‘心・脳’を情報量を増やして一冊の本にしたものだから、脳への興味が継続するうえ理解がさらに進む。

このなかで脳が本気になっているもののひとつが特定の分野で類まれな才能をもったサヴァンという人たちの話。講義で紹介された人物で特に気になっているのが画家のスティーヴン・ウィルシャー(イギリス 1974~)、‘マンハッタン・スカイライン’はヘリコプターに1回乗っただけの記憶で描かれたというから驚き!同じような絵をロンドンや香港、東京でも描いている。

どうしてこんなことができるのか?これはサヴァンは写真記憶(映像記憶)という見たものを画像としてそのまま記憶できる能力をもっているため。この話を聞いてある画家の能力のことが思い出された。その画家とは藤田嗣治(1886~1968)

藤田は1937年、現在新秋田県美(2013年9月開館)に飾られている大壁画‘秋田の行事’を描き上げた。この絵を制作するにあたり、秋田の街の風景や人々の姿をみるためクルマで動き回った。それに同行した人の話では藤田はクルマの中から女性たちを見ただけなのに、彼女たちの着ている着物の柄を正確に覚えていてそれを壁画で細かく表現したという。藤田にも写真記憶の能力がそなわっていたにちがいない。

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