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2015.04.03

ズームアップ 名作の響き合い! 2007年

Img_0003     束芋の‘ドールハウス’

Img     マリーナ・カポスの‘築地の魚’

Img_0002     北川宏人の‘ワンピース・花柄’

Img_0001     高見澤英子の‘セルリア’

娯楽にはいろいろあるが、映画は10年ぐらい前までは劇場でみたりレンタルビデオを借りたりして結構見ていた。ところが、そのなかにアニメはあまり入ってこない。楽しんだものは宮崎駿のヒットした作品を4作くらい。

アニメとの密着度は弱いのに束芋(1975~)がつくるアニメのインスタレーションにはすごく引き込まれている。6年前銀座のギャラリー小柳でみたのは‘ドールハウス’、大画面に3階建てのミニチュアのドールハウスが現れる。しばらくするとなぜか手が出てきて家具などを置いていく。一体この手は何なの?ここで皮膚をかきむしらなくての、そして外からタコが侵入してきた。6分の短い映像だが、みた後も長い時間心に居座っていた。

マリーナ・カポス(1972~)は日本にやって来て東京をモチーフにした作品を制作、その12点がトーキョーワンダーサイト渋谷で展示された。魚の絵は築地へ出かけたときのイメージがもとになっている。ほかにもタコが画面全体で暴れているのもある。どれも魅力いっぱい、マリーナは日本が好きなようで名前を‘加甫州麻理奈’と漢字書きにしている。いつか大きな回顧展に遭遇できたら嬉しいのだが、はたして?

東京の渋谷や新宿などの賑やかな場所にでかけたときすれ違った若者が目の前に立っているという感じなのが北川宏人(1967~)がテラコッタでつくった人物像。表情の描写や衣装の色合いはリアルな現実をそのまま映している。感心するのは‘ワンピース・花柄’でもみられる北川のイタリアテイストの色彩。

ガラス・ア―ティストの高見澤英子(1969~)の作品、‘セルリア’に大変魅了されている。花器と花のバランスがじつにいい。視線が集中するのは横にぐるっと曲がった花の姿。この意表をつく造形は一度みたら忘れられない。

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