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2015.03.11

ズームアップ 名作の響き合い! 1997年

Img_0002    安田侃の‘天泉’

Img_0001     チリーダの‘自由の檻’(スペイン 州立銀行広場)

Img_0003     ダンテ・マリオーニの‘青い花器’(東近美)

Img     ニキ・ド・サンファルの‘法王Ⅳ’(ニキド美)

北海道を旅したのは2回、これで人気の観光スポットはざっと回ったので次は別の目的で行くことにしている。それは札幌にあるイサム・ノグチが設計したモエレ沼公園と美唄のアルテピアッツァ美唄を訪れること。

アルテピアッツァ美唄には世界的に有名な安田侃(かん、1945~)がつくった彫刻が野外と部屋の中に飾られている。安田は美唄の生まれ、以前ある展覧会で偶然この彫刻家に出会い少し話をしたことがある。人柄のよさそうな人で、近々NHKの美術番組でアルテピアッツァが取り上げられるのでみてください、と案内された。

番組にはとても魅了される作品がいくつもでてきた。この芸術文化交流施設は廃校になった小学校の広い校地と老朽化した木造校舎を彫刻作品の展示空間として再生させたもの。美唄を訪問する気はだんだん熟しているが、肝心の作品との出会いはまだほんの数点。白大理石を彫った‘天泉’はそのやわらかい造形感覚に思わず足がとまる。これはパン屋さんが子ども用に形を曲げてつくった小さなパンのイメージ。

スペインの現代彫刻家、チリーダ(1924~2002)の鋼鉄を使った野外彫刻、そのひとつ‘自由の檻’はスペインの都市に設置されているが、スペイン以外でもベルリン、フランクフルトなどヨーロッパの主要都市でもそこに住む人々の目を楽しませている。

ダンテ・マリオーニ(1964~)はアメリカのガラス作家、東近美の平常展示でときどき見かける‘青い花器’は紫がかった青の神秘性とユニークな瓶の形が大きな魅力。器肌のつるつるした質感は色は違うがきれいにコーティングされたチョコレートをみているよう。

イベントなどで子どもたちを喜ばせるのはぬいぐるみの動物とかゆるキャラのお友達。ニキ・ド・サンファル(1930~2002)が生み出した‘法王Ⅳ’も会場に現れたらちびっこたちに取り囲まれるにちがいない。顔の骨格を3本の柱でつくるというアイデアに声がでない。

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