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2015.03.31

花見は楽し!

Img_0002     ‘上野花見図屏風’(部分 17世紀末)

Img_0001     渓斎英泉の‘江都飛鳥山花看之光景’(19世紀 太田記念美)

Img  歌川広重の‘東都名所 吉原仲之町夜桜’(1836年頃 太田記念美)

Img_0003     鳥文斎栄之の‘乗合舟図’(19世紀初頭 出光美)

ここ数日TVで報道される上野公園の花見、今年はレポーターが日本の桜を楽しむ外人観光客に話を聞くことが多い。とくに目立つのは中国人、春節でどっと来たばかりなのにまた花見するために日本を訪れる。

若い女性は中国にも桜はあるが日本の桜のほうがきれいだという。皆ネットに満開の桜を載せるから友人知人の間でも関心を持つ人が増えているらしい。

マレーシアからやってきたという20代前半の3人の女性は屋台の前で食べ物に豚が入ってないか確認している。桜をみたいし屋台の食べ物もいっぱい食べたいという。こういう光景をみると春の風物詩である上野の花見は日本人だけが楽しむものではなくなってきた。そして、この現象は各地の桜の名所でもみられるにちがいない。

花見のころはいつも江戸時代に描かれた風俗画や浮世絵をみている。江戸の庶民にとって春に桜をみるのは今と同様、元気の出る最高の娯楽。上野でも八代将軍徳川吉宗が桜を植樹させた飛鳥山でも体全体で楽しんでいる。

夜桜ですぐ思い出すのは歌川広重(1797~1858)の描いた‘東都名所 吉原仲之町夜桜’。びっくりするのは構図、二点透視図法が用いられ建物と道が立体的になっている。広重ちゃん、やるねぇー!

春の明るい感じがよくでているのが鳥文斎栄之(1756~1829)の‘乗合舟図’、きれいな女性たちを乗せた渡し舟は遠くの桜並木をながめながら渡し場に向かっている。

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