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2015.03.08

ズームアップ 名作の響き合い! 1995年

Img_0002     ヘリ・ドノの‘飛翔する天使’

Img_0001     石田徹也の‘みのむしの睡眠’

Img     ケニー・シャーフの‘アルツェンション’

Img_0003     ウングワレーの‘ヤムイモのアウェリェ’(部分)

六本木ヒルズにある森美は2003年10月に開館した。美術館ができると街の知名度のアップに大いに貢献する。だから、そこで行われる展覧会は注目の的、オープン記念展のタイトルは‘ハピネス’、若冲のモザイク画やコンスタブルの傑作‘水門を通るボート’、そしてカンデインスキー初期の作品など画集に載っているものがどっとでてきた。

また、現代アーティストの作品も多くあった。記憶によく残っているもののひとつがインドネシアのへリ・ドノ(1960~)の人形のインスタレーション‘飛翔する天使’、大きな目はインドネシア観光局がつくるビデオに必ず登場する踊り子のイメージ、胴体には機械仕掛けが組み込まれ、横からはインパクトのあるトンボのような羽がでている。このトンボ人形が9体、こちらに向かって飛んでくる。天使を見たという感じはしなかったが、目を楽しませてくれた。

31歳の若さで天国へ旅立った石田徹也(1973~2005)、魅了されている作品はいくつもあるが、‘みのむしの睡眠’もそのひとつ。小学生のころ度々みのむしをいじくってなかの虫をとりだした。そのみのむしがネクタイをした丸坊主の男性に変身している。これもあったか、スゴイ発想をする!

アメリカで制作されたアニメにでてくるようなキャラクターがワイワイガヤガヤ騒いでいる‘アルツェンション’、作者はキースへリングやバスキアと同世代のケニー・シャーフ(1958~)、真ん中のうす青緑で描かれた宇宙人を思わせる物体は村上隆の作品にでてくるキャラクターを彷彿とさせる。子どもも大人も遊べるアートは夢があっていい。

ウングワレー(1910~1996)が最晩年に描いた作品は色彩的にも造形的にも非常にすっきりした抽象画になってくる。‘ヤムイモのアウェりェ’はもう頭がくらくらするくらい見事な作品。明るい黄色や赤、白で彩られた線のフォルムはのびのびと優雅に絡み合っている。

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