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2015.03.17

ズームアップ 名作の響き合い! 1998年

Img_0002     フアン・ムニョスの‘角にむかって’(ロンドン テートモダン)

Img     オロスコの‘ピン=ポンド・テーブル’(金沢21世紀美)

Img_0001     深見陶治の‘瞬Ⅱ’(茨城県陶芸美)

Img_0003     十二代三輪休雪の‘やわらかい海ー2’(山口県美)

ロンドンにあるテートモダンでものすごく存在感のある人物像のインスタレーションに遭遇した。ベンチの上に立ったり座っている7人の男たちはみな東洋人の風貌、タイトルは‘角にむかって’。この作品をつくったのはてっきり中国人アーティストと思った。

ところが実際はスペイン、マドリード生まれの彫刻家フアン・ムニョス(1953~2001)。灰色一色に彩られた人物は全員笑顔、そのためはじめは心が緩くなるが、次第に不気味な雰囲気に包まれてくる。この笑いの裏にあるものは何か?狂信的な新興宗教の世界にひきこまれやしないか、ちょっと不安。

昨日は今話題の街金沢のことを書いたが、この街にある金沢21世紀美は前々から関心をもっていた。風の便りで現代アートがいろいろあることはわかっていたが、具体的な作品情報はゼロ、最近この美術館の名前がひょいとでてきた、ガブリエル・オロスコ(1962~)の回顧展で最もみたかったX型の卓球台はなんと金沢21世紀美のコレクションだった!こんないい作品があるのならほかも期待できそう、俄然訪問したくなった。

現代陶芸の鬼才、深見陶治(1947~)のシャープな造形感覚に大変魅了されている。思わずみとれてしまう‘瞬Ⅱ’から連想するのは米空軍のステルス戦闘機、深見のオブジェはハイテク社会に生まれたデザインの力を象徴している。

十二代三輪休雪(1940~)の回顧展をこれまで2回体験した。目の前にでてきたのは普通の萩焼の茶碗とはまったく異なる前衛度200%の作品、そのひとつ‘やわらかい海ー2’をみてちょっと慌てた。脳みそが鋭い刃物の束で突き刺されている!

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