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2015.02.12

ズームアップ 名作の響き合い! 1982年

Img_0002     バスキアの‘奴隷市場’(パリ ポンピドー)

Img_0001     フンデルトヴァッサーの‘建築の専制支配ー社会主義への道’

Img     ウォーホルの‘$9’

Img_0003     ジャコモ・マンズーの‘車に乗った子ども’(福島県美)

28歳の若さでなくなったジャン=ミシェル バスキア(1960~1988)の落書きのような絵をはじめてみたのは1997年に東京都現美で開かれた‘ポンピドーコレクション展’、左に描かれた白い骸骨が心に強く刻まれた。

そのあとバスキアとの距離が縮まることはなく作品をみる機会はほんの数回、ところが2年前BSで木梨憲武がNYのギャラリーをまわる美術番組があり、バスキアの作品が数多く現れた。現地では有名なカゴーシアンギャラリーでタイミングよくバスキア展(無料)が行われていた。日本で本物をまとまった形でみてみたいが、実現する可能性は20%くらいだろうか。

フンデルトヴァッサー(1928~2000)の絵もバスキア同様、子どもが色紙をペタペタ貼って出来上がった感じだが、フンデルトヴァッサーのほうが画面に奥行き感があり、手前で横にのびた2本の腕は広重の‘名所江戸百景’の描き方を連想させる。タイトルの意味は腕をつつむ衣服の模様となっている規格化された建物をみるとなんとなく理解できる。

ポップアートの旗手、ウォーホル(1928~1987)はウイーンで活躍したフンデルトヴァッサーと同じ年に生まれている。‘$9’は黄金時代のアメリカをイメージさせるとともにウォーホルがアートビジネスでも注文肖像画というアイデアを生み出しかっちり稼いだことも思い起こさせる。

福島県美を何年か前訪問したとき、企画展をみたあと時間がたっぷりあったので平常展示も楽しんだ。魅了された作品のひとつがジャコモ・マンズー(1908~1991)の‘車に乗った子ども’、穏やかな表情した子どもの顔がとてもいい感じ。ローマの国立近美でマンズーをいくつもみたが、日本の美術館では茨城県近美と松岡美でみた覚えしかない。もっとあるはずだから調べてみようと思う。

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