ビッグニュース! 今秋モネの‘印象、日の出’がやって来る
今日の散歩は‘犬も歩けば棒に当たる’だった。ぶらっと入った本屋で出版社の名前はよくみなかったが表紙のタイトルが‘大人の美術館’という雑誌が目に飛び込んできた。
今年行われる展覧会が西洋美術と日本美術に分けて結構詳しく紹介されている。そのなかに東京都美、やるねえー!と感心するものがあった。秋に開かれる‘マルモッタン美蔵 モネ展’(9/19~12/13)、目玉の作品はなんとあの有名な‘印象、日の出’!この絵が日本で披露されるのはもちろんはじめて、東京都美は本当にいい仕事をする。
パリ西方の閑静な住宅街の一角にあるマルモッタン美、これまで2回この美術館が所蔵するモネのコレクションが公開された。最初が1992年(三越新宿店)、二度目のときは2003年高知県美、島根県美、松本市美を巡回した。そして、今秋、12年ぶりのお披露目。しかも、印象派の象徴的な作品‘印象、日の出’が登場するというのだからすごい話。
ほかにもいい作品が展示される。オルセーに同じ題名のものがある‘オランダのチューリップ畑’、浮世絵の構図の影響がうかがえる‘手漕ぎボート’、そして12枚の連作を仕上げた‘サン・ラザール駅’、いずれも日本初公開。
マルモッタンにはモネだけでなくルノワールやカイユボット、モリゾなどもあり2回の展覧会でも一緒に展示されたた。今度はどの作品にスポットが当たるのだろうか。出品作は全部で90点くらいらしい。このラインナップ次第では二度目の訪問は必要なくなるかもしれない。とても楽しみ。
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