« イチロー マーリンズと契約! | トップページ | ズームアップ 名画の響き合い! 1977年 »

2015.01.31

ズームアップ 名作の響き合い! 1976年

Img_0003  ザオ・ウーキーの‘アンドレ・マルローに捧ぐ’(箱根 彫刻の森美)

Img     カルダーの‘赤い蜘蛛’(パリ ラ・デファンス)

Img_0001     ガボの‘球型のテーマ’(箱根 彫刻の森美)

Img_0002     ムーアの‘横たわる人体’(ブリジストン美)

2004年にブリジストン美でザオ・ウーキー(1921~2013)の回顧展をみた。10年位前のことだが、そのときの感動がいまでも強く蘇ってくる。それまでザオ・ウーキーの作品をみたことは一度もなし、だから、目の前に現れる抽象絵画はとても新鮮だった。こんなスゴイ中国の画家がいたのか!大きなサプライズ。

この展覧会のあと知ったことだが、堂本尚郎のパリにおける画家仲間のひとりだったそうだ。ともに抽象絵画の旗手だったが、同じ東洋人というのが興味深い。‘トリプティク アンドレ・マルローに捧ぐ’はとても魅了された作品。色面をきっちり重ねていくすっきり抽象画とは違い、水墨画の生まれた中国の画家ならではの色の濃淡やぼかしが深い刺激となって体のなかに入ってくる。

カルダー(1898~1976)の制作した野外彫刻をできるだけ多くみたいと思っているのに、まだ実現してない。亡くなった年につくられた‘赤い蜘蛛’はパリのラ・デファンスに設置してある。1991年にパリを旅行したとき、ラ・デファンスにも足を運んだ。ところが、新凱旋門をみるのに忙しく、ここにある野外彫刻は大好きなミロ以外はみたのかみなかったのか?マーク。

この‘赤い蜘蛛’もしかとみたという実感がない。この頃は今のように事前に作品情報をおさえて出かけるという鑑賞スタイルではなかったので見逃したのは悔やまれるがいたしかたない。またパリへ行ったときに楽しむことにする。

ナウム・ガボ(1890~1977)の‘球型のテーマ’はまさに新しい彫刻の世界に立ち会っているという感じ。丸いステンレスの板でできたこの球型は金属の持つ滑らかな質感に惹きつけられるが、それと同時にその造形が梟を連想させるので抽象彫刻なのにどこか親しみを覚える。

ムーア(1898~1986)の‘横たわる人体’はブリジストン美にあるもの。たしかにこの美術館でみたが、昨年末デ・クーニング展にでかけたときはみかけなかった。常設展示してないのだろうか。

|

« イチロー マーリンズと契約! | トップページ | ズームアップ 名画の響き合い! 1977年 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ズームアップ 名作の響き合い! 1976年:

« イチロー マーリンズと契約! | トップページ | ズームアップ 名画の響き合い! 1977年 »