« 美術に魅せられて! ‘BBC地球伝説’の楽しみ | トップページ | 夢の展覧会!サージェント、コンスタブルは実現するか »

2015.01.03

夢の展覧会!ファン・エイク、ボス、ブリューゲルがみたい

Img_0002 ファン・エイクの‘宰相ニコロ・ロランの聖母子’(1435年 ルーヴル美)

Img     ボスの‘愚者の石の切除’(1515年 プラド美)

Img_0001     ブリューゲルの‘子供の遊戯’(1560年 ウィーン美術史美)

昨年12月、人気の美術番組‘美の巨人たち’にブリューゲル(1525~1569)の‘子供の遊戯’が登場した。この絵をウイーンでみたのは12年前、だから、番組にでてきた遊びがひとつ々どこに描かれていたかは記憶がだいぶ薄くなっている。でも、みてて楽しかったことはしっかり覚えている。

そして、番組をみながら強く思った。この絵を含めてウイーン美術史美にあるブリューゲルコレクションが1点でも2点でもいいから日本にやって来てくれないかと。ウイーン美術史美展は過去数回開かれベラスケスの‘王女マルゲリータの肖像’などの名画が展示されたが、ブリューゲルはまったくダメ。

日本で公開されたブリューゲルの作品は5年前にみた版画を除くと2点のみ。‘干草の収穫’(プラハ国立美)と‘絞首台の上のカササギ’(タルムシュタット ヘッセン州立美)。もうひとつ‘イカロスの墜落’(ベルギー王立美)もやって来たが、この絵は今では?がついている。

ブリューゲルの作品を所蔵する美術館はどこもなかなか貸し出してくれないのはわかっているが、‘干草’と‘カササギ’の公開からもう20年近くたつ。日本の美術館には粘り強く交渉をしてもらって3点目4点目を是非実現してほしい。

ファン・エイク(1390~1441)とボス(1450~1516)もブリューゲと同じく、日本ではほとんどみる機会がない。2月にルーヴル美展がはじまるが目玉は日本人の好きなフェルメールの絵、フェルメールよりファン・エイクの‘宰相ニコロ・ロランの聖母子’やボスの‘愚者の船’のほうがずっとみたいのだが、こうした絵はハードルが高く交渉すらさせてもらえないのだろう。

ボスについてはグッドニュースがある。ケンスケさんの話だと秋に三菱一号館美で開催される‘プラド美展’(10/10~1/31)にボスの‘愚者の石の切除’が公開される。これまで日本でボスの絵が公開されたことはない。流石、三菱一号館美。ほかの美術館もボスやファン・エイクにもっとチャレンジしてくれるとこちらも元気がでる。

|

« 美術に魅せられて! ‘BBC地球伝説’の楽しみ | トップページ | 夢の展覧会!サージェント、コンスタブルは実現するか »

コメント

おはようございます。

ファン・エイク、ボス、ブリュ―ゲルにとどまらず、カンパン、ウェイデンなども含め初期ネーデルランド絵画は、日本にはまずやってきませんね。現存作品数が少なく、所蔵美術館が遠い日本には貸し出してくれないのでしょう。

しかし日本での知名度が比較的低いことも大きな要因かも?と思います。同じように希少価値の高いフェルメールは、日本で大人気なので日本の美術館は一生懸命招致しようとしますし。

今年の三菱一号館のプラド展は小品が多いようですが、これまでの質の高い展覧会があるだけに期待したいです。今やっているボストン美術館所蔵のミレー展は二回行きましたが、よかったです。

投稿: ケンスケ | 2015.01.04 08:01

to ケンスケさん
ウイーン美術史美と日本の相性は良いほうです
から、ブリューゲルを一枚でも公開してくれない
かと思ってます。

例えば‘バベルの塔’とか、まさに夢の展覧会なん
ですが、この絵がきたらすごい話題になりますね。

三菱一号館美にボスの絵が展示されるのは一つの
事件ですね。流石高橋館長です。ミレー展もいい
ことはわかっているのですが、ほとんどみてます
ので今回はパスしました。

投稿: いづつや | 2015.01.04 23:19

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 夢の展覧会!ファン・エイク、ボス、ブリューゲルがみたい:

« 美術に魅せられて! ‘BBC地球伝説’の楽しみ | トップページ | 夢の展覧会!サージェント、コンスタブルは実現するか »