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2015.01.25

東博の観山、青邨、古径!

Img     下村観山の‘老子’(1915年)

Img_0002     前田青邨の‘竹取物語’(1911年)

Img_0001     小林古径の‘阿弥陀堂’(1915年)

Img_0003     ラグーザの‘日本婦人’(1881年)

東京で近代日本画の名品を楽しめるビッグな美術館は東近美と東博。平常展示で飾られている作品の数としては東近美のほうが多くいつも倍以上でている。東博にある作品の特徴は大作が多いこと。

今出品されているのも大変大きな掛け軸。2013年横浜美であった下村観山(1873~1930)の回顧展にも登場した‘老子’、この絵を含めて観山の描く僧侶などの老人の肖像画は魅力にあふれている。すっきり顔の老子みるというも背中がしゃんとする。

前田青邨(1885~1977)の‘竹取物語’は毎度夢中でみてしまう一枚。この絵ほど小さい頃目を輝かせて聞いた竹取物語の話をドラマチックに表現している絵はない。昨年アニメの‘かぐや姫’がつくられヒットしたが、一枚の絵画の力もアニメの映像に負けていない。

2006年に青邨の生誕120年を記念した回顧展が島根県美、岐阜美、そして浜松市美で行なわれ、岐阜と浜松までみに行った。来年は130年の節目の年、今度は東京で青邨展をやってほしい。となると、期待したくなるのは東近美、実現するだろうか。

東博が所蔵する小林古径(1883~1957)は名画がずらっと揃っている。宇治平等院の阿弥陀堂を描いた‘阿弥陀堂’、‘住吉詣図’、‘踏絵’、‘出湯図’、‘麦図’、‘芥子’、このなかで赤が目にやきつく‘阿弥陀堂’は心を打たれる一枚。息を吞んでみていた。

近代絵画が展示されている部屋には2年前に行われたリニューアルにより以前はなかった明治時代に焼かれたやきものや工芸なども展示されている。目を惹いたのが染付の大皿と柴田是真の蒔絵額。そして、お馴染みのラグーサ(1841~1927)の彫刻‘日本婦人’もしっかり楽しんだ。

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