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2014.12.30

南部鉄瓶から生まれたカラーティーポット!

Img_2   パリの紅茶専門店に並んだカラーティーポット

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Img_0002_2      フランスの家庭に定着するカラーティーポット

先月みたNHKの‘美の壺 鉄瓶~進化する南部鉄器~’にとてもおもしろい話がでてきた。それは南部鉄瓶に色をつけて生まれたカラーティーポット。発案者はパリの老舗の紅茶専門店で働いている男性。このティーポットは人気があり今ではすっかりフランスに定着しているらしく、これが日本製であることを知らない人もいるという。

19世紀後半ジャポニスムがブームとなったフランス、この国の人々の日本趣味は浮世絵だけでなく現在でも身近な生活雑器にまで広がっている。フランスは本当に日本が好きな人が多い。

ボルドーに住み南部鉄器をコレクションしている女性の家庭ではみんながカラーティーポットで紅茶を楽んでいる。若い男性が憎いことをいう。‘この金属音が良いんだ。伝統を感じさせるけど今の現代的な生活にも調和するのがおもしろいよね。この紫色がティーカップのピンクに合うんだ’、フランス人は心が豊か!

盛岡の職人たちは最初鉄瓶のカラー化には戸惑った。それはそうだろう。黒や茶色が南部鉄瓶の色と決まっているから、ほかの色に変えるというのは考えられない。ところがフラン人はちがった。職人が鉄に漆などの黒い仕上げ剤を塗っているのをみてほかの色で仕上げることも可能なはずと思う。

そこで、東京で北斎の絵の複製プリントを買ってこの赤、この青をだしてほしいと職人に頼み込む。フランスでも南部鉄瓶の魅力はカラー化することでしっかり引きだせると直感し商品化に突き進んでいく。このフランスの男性の眼力はたいしたもの。南部鉄器に興味が湧いてきた。まだ盛岡には縁がないがいつか出かけてみたい。

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