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2014.12.03

人気の錯視アート!

Img  宝島社の‘大人の錯視入門’(2014年12月7日発行 1000円)

Img_0002     北岡教授の‘蛇の回転’(部分 2003年)

Img_0003     エビングハウス錯視

ものごとに興味をもつとときどき関連する情報が不意に飛び込んでくることがある。今日はそんな日だった。

散歩の途中、行きつけの本屋に‘和楽’1・2月号に載っている琳派関連の展覧会情報を確認するため立ち寄った。ページをパラパラとめくってみたが、琳派の話を無難に編集していた。展覧会情報はすでに知っているものが多かったが、京博の琳派展がでてなかった。どこかで間違った情報がインプットされたみたい。それとも、2016年?収穫はひとつあった、日本橋三越で行われる箱根の岡田美が所蔵する琳派コレクション展(1/21~2/2)。

この後美術雑誌のコーナーでおもしろい本がないか探していたら、まさに求めていたものにぶち当たった。宝島社の出版ほやほやの‘大人の錯視入門’、開いた瞬間購入を決めた。

今年わが家は錯視の話でおおいに盛り上がっている。きっかけは放送大学の番組で偶然みつけた‘錯覚の科学’(全15回 4月~9月)、見だしたのは8回目から。じつはこの講座は後期(10月~3月、金曜日のAM5:15~6:00)も行われていて、見逃した7回までのうち3回以降をうまくリカバリーした。

この講座は毎回おもしろくみたので、宝島社の本にもすぐ反応する。興味深い錯視アートがいくつもでてくるが、そのなかの傑作が立命館大学の北岡教授が2003年につくった円盤がぐるぐる回る‘蛇の回転’。2年くらい前ミレイの‘オフィーリア’を取り上げた番組があり、この作品がでてきた。

静止画なのになぜか円盤が動く、その不思議さに強烈に引き込まれた。3、4周遅れの情報かもしれないが、この作品はレデイ・ガガのアルバム‘アートポップ’のデザインに使用されたそうだ。だから、北岡教授は今や人気の錯視アーティスト!

‘錯覚の科学’や今200%のめりこんでいる行動経済学や認知心理学に錯視の例がいろいろでてくる。そのなかで絵画作品をみるとき起こっていそうなのが‘エビングハウス錯視’、中央の黒い円ふたつはどうみたって同じ大きさにはみえない。大きいグレイの円に囲まれているほうが小さくみえ、小さな円に囲まれているほうが大きく感じる。ところが、ふたつは同じ大きさ。

錯視には脳の働きがかかわっている。興味はつきない。

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