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2014.12.27

浮世絵は楽し!

Img     鈴木春信の‘縁先に立つ美人’(1767年 パリ ギメ美)

Img_0001  喜多川歌麿の‘北国五色墨 切の娘’(1789~1801年 ギメ美)

Img_0003     葛飾北斎の‘渡し舟’(1798年 ボストン美)

Img_0002     歌川国貞の‘石川五右衛門’(1852年 太田記念美)

来年開催される展覧会の情報が美術館のHPや手に入れたチラシなどによりだいぶ集まってきたが、そのなかにまだ気を惹く浮世絵展が入ってこない。ちょっと心配。

今年は年初からいきなりビッグな浮世絵展があった。場所は江戸東博、有名な浮世絵の傑作を全部見せます!という主催者の意気込みがどーんと伝わってくる‘大浮世絵展’、こんな質が高くてオールラウンドな浮世絵展はこの先20年くらいないだろう。

お蔭で追っかけていた鈴木春信(1725~1770)の‘縁先に立つ美人’や喜多川歌麿(1753~1806)の‘北国五色墨 切の娘’など心が躍る傑作を数多くみることができた。ギメ美や大英博のコレクションは浮世絵本に載っているお宝中のお宝、それらがどどっと日本に里帰りするのだからたまらない。

このほかに出かけたのは新発見された歌麿の‘深川の雪’が公開された箱根の岡田美(4~6月)、ボストン美蔵浮世絵展の第3弾、‘北斎’(上野の森美 9~11月)、そして太田記念美の‘歌川国貞展’(10~11月)。

葛飾北斎(1760~1859)の回顧展をほかの絵師に比べれば多く体験しているとはいえ、ボストン美のような定評のあるコレクションが展示されると、驚嘆する作品が次々と目の前に現れる。滅多にみれない摺物‘渡し船’も収穫のひとつ。

太田記念美で開かれた歌川国貞(1786~1864)の回顧展も予想を大きく上回るすばらしいものだった。これでやっと国貞の立派な図録が手に入った。ときどき表紙に使われている‘石川五右衛門’などをみてニヤニヤしている。

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