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2014.11.25

気になるお宝 ‘金印’と‘善財童子立像’!

Img     ‘金印’(弥生時代・1世紀 福岡市博)

Img_0003     快慶の‘善財童子立像’(鎌倉時代 奈良・安倍文殊院)

Img_0001     ‘黄色地鳳凰瑞雲霞文様紅型紋紗衣装’(18~19世紀)

Img_0002     ‘土偶 縄文のヴィーナス’(縄文時代中期 茅野市)

‘日本国宝展’(12/7まで)をみるため外で並んでいたとき、整理係の人から‘金印’のところだけは列ができていることを知らされたので、入館するとすぐ第二会場へ急いだ。今回の目玉の国宝だし並びついでということもある。

追加20分の待ちのあとようやく最接近のポジションにきた。大きさはイメージの半分、一辺2.35㎝の小さなものだった。だから、図版ではよくわかる取っ手の表面にできた小さな凹は単眼鏡を使ってもしかととらえられない。こういう歴史の教科書に出てくるお宝がみれるのは長いアートライフのなかでも特別の体験。図版に日付を書き入れておいた。展示は11/30まで。

昨年国宝に指定された快慶作の‘善財童子立像’、手元にある快慶の本にこの彫刻が載ってないので国宝に格上げされなければずっとその存在に気づかなかったかもしれない。その造形はきわめてユニーク、横をみながら歩いている姿の彫刻はこれまで見たことがない。だから、この動きの表現が強く心をとらえる。彫刻好きの隣の方も同じく熱心にみていた。

4年前サントリー美で行われた紅型展で味わった感動が蘇った。2点でている。ひとつはサントリーでお目にかかったが、鳳凰文様のものは初見。チラシでみて期待していたが、やはり心が高揚する。サントリーで10点、そしてプラス1点、一体国宝の紅型はいくつあるのだろうか、15点くらい?そのなかで最もいいのでないかと思うものとまだ縁がない。それは‘龍宝珠瑞雲文様’、これをなんとしてもみたい。

土偶で国宝になっているのは5点、11/21~12/7は5点がずらっと並ぶ。これは壮観、一番のお気に入りは肖像画にならって‘縄文のヴィーナス’、吊り上がった目がかたい印象なのに胸、胴回りや腰のふくらみはなんとも柔和。元気な赤ちゃんをみているよう。

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コメント

国宝展、あまりの人気に、今週末から会期末まで、20時閉館にするようですね〜。
券がもう一枚あるので、もう一回行けるなと。
入ってすぐ、玉蟲厨子で驚いたのですが〜。
何しろ、大倉集古館の誇る国宝の普賢菩薩ですか、あれが、あの空間では、小さく見えましたからね〜。いづつやさんのレポート楽しみにして、もう一回観てきます。

投稿: oki | 2014.11.26 22:09

to okiさん
残りわずかの展示になりましたから混雑さも増す
でしょうね。

日本美術の場合、国宝の仏像をみるとほかのもの
はもういいですという感じなりますね、普通の人
は美術の鑑賞に割ける時間は限られてますから、
最高のものをみたら心は満たされます。

ですから、こういうお宝がどっとでてくる展覧会は
2度、3度行く価値は十分ありますね。お楽しみ
ください。

投稿: いづつや | 2014.11.27 00:59

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