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2014.09.30

チラシが立派すぎる東博の‘官窯青磁展’!

Img 国宝‘青磁下蕪瓶’(南宋時代・12~13世紀 アルカンシェール美)

Img_0001     ‘青磁輪花鉢’(重文 南宋時代・12~13世紀 東博)

Img_0002     ‘米色青磁瓶’南宋時代・12~13世紀 常盤山文庫)

Img_0003     ‘青磁刻花牡丹唐草文水注’(北宋時代・10~11世紀)

5月の終わりから東博の東洋館で行われている‘日本人が愛した官窯青磁’(10/13まで)は大きな勘違いがあった。パンフレットタイプの立派なチラシが作られているのでそこそこの青磁の展覧会だろうと思っていたら、実際は5階の展示室のほんの一角を使ったミニミニ青磁展だった。

チラシはその展覧会へ行くまえにはさらっと見る程度でどんな作品が目玉かは頭に入っても作品の数までイメージできない。陶片を除くと17点。やきものは小さいから動かなくても体をぐるっとまわせば全部みえる、ありゃー、これだけかい!拍子抜けした。

数の少なさには参るが、満足度が低かったということはない。10分ほどしかいなかったが青磁はやはり特別な中国陶磁だから、楽しむところはしっかり楽しんだ。その一番が国宝の‘青磁下蕪瓶’、この蕪を連想する丸い形に大変魅せられている。東博ではこの名品が平常展示に度々登場する。アルカンシェール美が展示依頼に気軽に応じてくれているのだろう。そのおかげでほかの美術館での公開を含めて都合7回くらいみた。何度みてもぐっと惹きこまれる。

東博蔵の‘青磁輪花鉢’と常盤山文庫から出張してきた黄色の青磁‘米色青磁瓶’もお気に入りの一品、色の違いはあるがガラスを思わせるつるつるした質感と貫入の美しさには昔から目を奪われている。日本だけにある米色青磁は4年前に根津美であった‘南宋の青磁’に4点全部揃ったが、今回は常盤山文庫の3点が存在感を発揮している。

収穫は胴に刻まれた浮彫り風の牡丹唐草文がとても印象深い‘青磁刻花牡丹唐草文水注’、以前ギメ美が所蔵する鳳凰の口をもつ同じタイプの水注をみて感動したことがあるが、そこにも牡丹が見事に彫られていた。今回チラシで気になっていた牡丹唐草文もなかなかの名品だった。

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コメント

僕も本館第5室の特別展示と合わせて、拝見して来ました。
本館のも、日本、韓国、中国から、それぞれ15点と数こそ多くないですが、一つ一つ見応えあり、充分時間を使い、図録も購入しました。
東洋館の磁器展示は行って知りましたが、アルカンシェール美術館、それ、どこにあるの?状態の僕には、見応えあり、そもそも、こんな目立たないところで他館からの借り物を展示するところにトーハクの凄さを感じて、感激しておりました。
さて、いよいよ、日本国宝展、これは混みますね。順序など関係なく、空いているところからサッサと観るに限りますね。どうせ、観終わって、最初に戻ればいいだけですし。

投稿: oki | 2014.10.01 20:26

to okiさん
日本国宝展は楽しみです。追っかけ国宝が2点
ありまして、これの展示に合わせて出動します。
それは福岡にある‘金印’です。ですから開幕して
しばらく経ってから行きます。

投稿: いづつや | 2014.10.01 23:30

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