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2014.09.28

足立美術館の春草と清方!

Img_0004     横山大観の‘紅葉’(1931年)

Img     菱田春草の‘紫陽花’(1902年)

Img_0002           菱田春草の‘猫梅’(1906年)

Img_0001         鏑木清方の‘紅’(1928年)

昨日の‘美の巨人たち’では制作スタッフは島根県安来市にある足立美へ出かけ、館の一番のお宝である横山大観(1868~1958)の‘紅葉’に大接近していた。美術好きで中国地方に住んでいる人なら一度は行ってみたいと思う足立美、広島にいたころ3度足を運んだので番組の頭から身をのりだしてみていた。

この美術館は大山や皆生温泉、出雲大社などの山陰観光では入館がツアーの行程に入っている。そのため、いつ行っても駐車場は大型バスでいっぱい。入館料は2500円くらい?と都内である展覧会の料金にくらべると高めだが、中に入って見事な庭園をまのあたりにし大観らの充実した日本画、そして河井寛次郎(安来市出身)と北大路魯山人のすばらしいやきものをみたらその金額にも納得するだろう。

‘紅葉’と2年前に描かれた‘夜桜’は2000年以降に開催された大観の大規模な回顧展(2004年京近美、2008年国立新美)にペアで展示された。だから、大観に関心のある方は安来まで遠出しなくて豪華絢爛の趣きの漂う‘紅葉’を楽しまれたかもしれない。

東京でこの絵が登場するのはまだ先のことだろうが、山陰の旅を計画すれば思いの丈はすぐ叶えられる。もちろん大観に感激するが、それだけでない。ほかの画家にもいい絵が揃っており、ここの日本画コレクションの質の高さに驚かれるはず。いくつかあげてみると、

菱田春草(1874~1911)は‘紫陽花’と‘猫梅’、東近美で行われている回顧展に‘紫陽花’がでている(全期間)。現地では‘猫梅’とはお目にかかったが、‘紫陽花’は不運にも縁のなさが続いた。20年近くかかってやっとみることができた。素直に嬉しい。

まだみていない鏑木清方(1878~1872)の‘紅’を千葉市美で期待したが、やはりダメだった。この美術館は大きな回顧展のときしか作品を貸し出さない方針を貫いている。また、こんな立派な回顧展なのにダメなのということもある。

例えばここには川端龍子の‘愛染’という鴛鴦を描いたすばらしい作品があるのだが、過去2回あったビッグな回顧展に2回とも出品されなかった。とにかくいい作品ほど特別な展覧会のとき以外は出したがらない。‘紅’は100%あきらめてはいないが、出かけない限り縁がないかも。

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