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2014.09.20

ズームアップ 名画の響き合い! 1952年

Img     マティスの‘王の悲しみ’(パリ ポンピドー)

Img_0001     スタールの‘プランス公園’

Img_0003     デュフィの‘ヴァイオリンのある静物’(パリ ポンピドー)

Img_0002     デ・クーニングの‘女Ⅰ’(NY MoMA)

マティス(1869~1954)が晩年没頭した切り紙絵の最高傑作がポンピドーにある‘王の悲しみ’、絵の存在を知ってだいぶ時間が経つがまだ縁がない。この絵はポンピドーへ行けば必ず会えるというわけではない、こういう展示だと3度訪問しても願いがかなわないことがあっても不思議ではないかもしれない。

でも、東博へ出かけるのとはわけが違う海外の美術館でこうも残念な思いがつづくとさすがに心が萎える。次回パリにいくときは美術館のHPで展示スケジュールを確認することにしている。とにかく一度は本物をみたい。

マティスのような豊かな感性をもったカラリストは世の中に何人もいるわけではない。色に対するセンスというのはもって生まれた才能、だから、鍛錬をして身につくものではない。神はごく限られた人にしかその才能を授けてくれない。ニコラス・ド・スタール(1914~1955)もすばらしい色彩感覚をもった画家のひとり。

スタールの心をひきつける色使いにぞっこん参っているが、鑑賞した作品の数は少ない。ポンピドーにあるものを数点みる機会があったのと福岡市美で1点遭遇したくらい。あとはかなり前日曜美術館でスタール取り上げられとき解説された作品が記憶に残っている。スタールはサッカーが好きで1952年からサッカー選手を描いている。‘プランス公園’はその一枚。生き生きしした青や赤と動きのある描写に魅了されている。

今年あったデュフィ(1877~1953)の回顧展(Bunkamura)をパスしたが、赤の輝きが気をひく‘ヴァイオリンのある静物’を見逃したのはちょっと後悔している。ポンピドーではこの絵がみたことがなく、美術館の図録‘100選’には別の作品が載っている。だから、現地でのリカバリーは難しそう。

デ・クーニング(1904~1997)は待望の回顧展がブリジストン美で行われる。10/8~1/12、お気に入りの‘女Ⅰ’がまたやってくるだろうか。開幕がとても楽しみ。

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