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2014.09.27

どうしても足がむかう‘鏑木清方展’!

Img_0001         ‘花見幕’(1938年 島根県立石見美)

Img         ‘春雪’(1946年 サントリー美)

Img_0003         ‘虫の音’(1947年 鎌倉市鏑木清方記念美)

Img_0002     ‘夏の武家屋敷’(1957年 ヤマタネ)

千葉市美はお気に入りの美術館のひとつ、何度もここへ足を運ぼうと思うのは江戸絵画、浮世絵で一世を風靡した絵師の回顧展をよく開催し、いい作品をどっさり集めてきてくれるから。期待に応えてくれる美術館が真のブランド美術館。

今年は4月に‘中村芳中展’があり、秋は‘鏑木清方と江戸の風情’(9/9~10/19)、鏑木清方(1878~1972)の回顧展ときけば開幕前から心が落ち着かなくなる。事前の情報だと作品の構成は鎌倉にある鏑木清方記念美の所蔵するものが軸、するとこれまで鑑賞したものとの再会が多くなるかもしれない、そのときは図録は買わないでおこうと思っていた。

ところが、予想とはちがい初見の美人画が結構あらわれてくれた。これは嬉しくなる。そのなかでぐっと惹きこまれたのが‘花見幕’、これを所蔵する石見美は広島に住んでいた時はまだ開館してなかった。8年くらい前にオープン?清方のこんないい絵をコレクションしているのならほかの画家もあるかも。いい美術館のような気がするが、、

清方の魅力あふれる美人画にはふたつのタイプがある、一つはフィギュアスケートの真央ちゃんのような目がくりっとして卵型の顔をしている女性、もうひとつのタイプは顔がちょっと細長く糸目の美人、‘花見幕’は後者の美人画、そしてサントリー美にある‘春雪’や‘虫の音’も糸目の美人の系譜。

今回おおいに楽しめるのは清方の作品を浮世絵の絵師たちが描いた美人画の見立て絵としてとらえているところ、そのため鈴木春信や勝川春章たちとのコラボが想像力を掻き立て江戸の風情をより身近なものにしてくれる。だから、‘夏の武家屋敷’もついじっとみてしまう。

ミュージアムショップで手に入れた図録はなかなかよくできている。お宝図録のひとつになりそう。

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