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2014.09.05

ズームアップ 名画の響き合い! 1945年

Img_0002     ルオーの‘ヴェロニカ’(パリ ポンピドー)

Img     レジェの‘大きなジュリー’(NY MoMA)

Img_0001     マグリットの‘凌辱’(パリ ポンピドー)

Img_0004     エルンストの‘聖アントニウスの誘惑’(レーンブルック美)

第二次世界大戦が終了した1945年、晩年のルオー(1871~1958)がこの年に描いたのが‘ヴェロニカ’、この麗しの聖女ヴェロニカに長いこと魅せられているが本物とはまだ縁がない。過去3回ポンピドーを訪問する機会があったのに、ヴェロニカはなぜか姿を現してくれなかった。一度はお目にかかりたいが、願いは叶うだろうか。

昨年NYのMoMAへ出かけとき、以前購入した美術館の図録(英文)に掲載されているレジェ(1881~1955)の‘大きなジュリー’も期待の一枚だった。ところが、不運なことに展示されていたのはこの絵ではなく、別の作品2点。また対面が遠のいた。花が咲き乱れ蝶が舞う田園をサイクリングをしながら楽しむジュリー、いつか会いたい。

ここ5年の間に日本でマグリット(1898~1967)をみたのは3回、2度の‘だまし絵展’(2009年、2014年 Bunkamura)とポンピドー所蔵作品で構成された‘シュルレアリスム展’(2011年 国立新美)、‘凌辱’は国立新美に展示された作品。

どぎつい‘凌辱’という名前がつけられているが、それほど心がザワザワする感じでもない。女性の目が乳房に、鼻がへそという具合に入れ替わっている。変な絵だが、こういう変容が意外と違和感を感じさせずじっとながめていると感心してしまうから不思議。マグリットはまさにイメージを変奏させるマジシャン。

エルンスト(1891~1976)の‘聖アントニウスの誘惑’はいつかみたい絵。絵の存在と制作の由来を知ったのは今から27年前、ブリュッセルの王立美にあるダリの同名の絵とセットで心に刻まれている。映画‘ホビット’の一シーンをイメージさせるような怖くてシュールな世界、聖アントニウスを誘惑する美女や怪物たちがあちこちでうごめいている。

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