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2014.08.04

ズームアップ 名作の響き合い! 1933年

Img_0001     ルオーの‘聖顔’(パリ ポンピドー)

Img_0004     ベックマンの‘出航’(NY MoMA)

Img_0002     バルテュスの‘街路’(NY MoMA)

Img     ジャコメッティの‘テーブル’(パリ ポンピドー)

最近は出光美へ出かけることが少なくなったので、ルオー(1871~1958)の作品にちょっと遠ざかっている。また、ポンピドーを除いて海外の美術館でルオーと会うことはどういわけかほとんどない。昨年ワシントンのフィリップスコレクションに足を運んだ際も、図録に載っているルオーは展示されてなかった。とにかくルオーとの縁は極めて薄い。

このため、ルオーというとポンピドーと日本の美術館で開催された回顧展が貴重な鑑賞体験になっている。‘聖顔’はキリストを描くルオーの心情が強く伝わってくる一枚。キリストが髭を生やしているので、とても人間臭い、この絵と‘傷ついた道化師’は納得の一枚だが、まだ美しい‘ベロニカ’とおでこのでた姿が印象的な‘見習い職人(自画像)’との対面が残っている。なんとしてもという気持ち。

二度目のMoMAでは必見リストに入れていたものが高いヒット率でみれた。その2枚がベックマン(1884~1950)の‘出航’とバルテュス(1908~2001)の‘街路’、ともに以前購入した館の図録(英文版)に掲載されているが、前回出かけたときは二人とも知らない画家だったので作品に関心をもちようがなかった。

でも、昨年は心が大変高揚し絵に釘付けになった。どちらも大きな絵、だから画家の画力に感心し描かれている人物一人々をじっくりみようという気になる。ベックマン、バルテュスとの付き合いははじまったばかり。追っかけはずっと続いていく。

3年前国立新美で‘シュルレアリスム展’が開催され、ジャコメッティ(1901~1966)のシュールな彫刻に出くわした。驚かされたのがテーブルの上においてある切断された手。ぎょぎょ!そして片目を隠した女性のびっくり眼に200%フリーズ、なんとリアルな表情、よほど想定外なことを体験したにちがいない。

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