2014年後半 展覧会プレビュー!
冬季五輪ソチ大会、W杯と2大スポーツイベントのあった今年前半がおわり、今日から後半。お楽しみの展覧会をいつものようにまとめてみた。
★西洋美術
7/9~10/20 オルセー美展 国立新美
8/9~10/5 進化するだまし絵 Bunkamura
9/17~11/24 ロイヤルアカデミー展 東京富士美
10/1~12/22 チューリヒ美展 国立新美
10/8~1/12 デ・クーニング展 ブリジストン美
10/9~11/24 ホドラー展 西洋美
10/11~12/14 ウフィツィ美 東京都美
10/17~1/12 ボストン美ミレー展 三菱一号館美
10/18~12/14 夢見るフランス絵画 Bunkamura
12/6~3/1 ホイッスラー展 横浜美
★日本美術
8/16~10/13 宗像大社国宝展 出光美
9/9~10/9 鏑木清方展 千葉市美
9/10~9/23 芹沢銈介展 日本橋高島屋
9/13~11/0 ボストン美北斎展 上野の森美
9/20~11/24 東アジアの華 陶磁名品展 東博
9/23~11/3 菱田春草展 東近美
9/26~10/6 竹久夢二展 日本橋高島屋
9/30~11/24 青磁のいま 東近美
10/4~11/24 東山御物の美 三井記念美
10/15~12/7 日本国宝展 東博
(注目の展覧会)
今年は日本とスイスが国交を樹立して150周年の記念の年。そのためスイス人画家の回顧展やスイスにある美術館の所蔵する名画を公開する展覧会が3度も開催される。第一弾が今三菱一号館美で行われている‘ヴァロットン展’
後半は‘チューリヒ美展’と‘ホドラー展’が10月からはじまる。印象派を扱った美術本によく登場するチューリヒ美、情報満載のチラシには印象派だけでなく、アンリ・ルソー、ピカソ、カンディンスキー、ダリらの作品も載っている。これらがみれるのならもうチューリヒへ行かなくてもいいのではと思うくらいの豪華なラインナップ。開幕が楽しみ。
Bunkamuraの‘だましえ絵Ⅱ’にも期待している。関心の深かったアンチンボルドの‘司書’がやって来るのだからたまらない。Bunkamuraは本当にいい絵をもってくる。いい美術館。そして、師走の楽しみは横浜美の‘ホイッスラー展’。
日本絵画でビッグな展覧会といえば東近美の‘菱田春草展’と東博の‘日本国宝展’、そして‘東山御物の美’にもワクワクする。追っかけ作品のリストに入れているものがこの3つで片手くらいはでてきそう。
今年の前半は浮世絵の名品が目を楽しませてくれた。3度でかけた‘大浮世絵展’(江戸東博)と箱根の岡田美で公開された歌麿の大作‘深川の雪’、そして秋にはもう一回期待の浮世絵コレクションがみれる。ボストン美の所蔵する北斎、場所は上野の森美。未見の北斎に何点会えるだろうか。
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コメント
今月のオルセー美術館展を皮きりに夏以降は、楽しみな美術展がありますね。
おっしゃる通り、Bunkamuraはなかなかいい絵を借りてきてくれます。今年は、シャヴァンヌ展、ポルディペッツォ―リ美術館展、そしてデュフィ展とすべて楽しみました。だまし絵展のアルチンボルドは、私も楽しみにしています。
チューリヒ美術館展も見ごたえがありそうですね。ウフィツィ美術館展はHPを見る限り、それほどいい作品は来そうにないのが残念ですが。
東京富士美術館も距離が気にならなくなりましたので(笑)、ロイヤルアカデミー展に行ってみようと思います。イギリス絵画は、私の中では興味が増しています。
日本美術では、菱田春草展、日本国宝展は私も期待大です!
投稿: ケンスケ | 2014.07.02 22:10
to ケンスケさん
西洋絵画ではみてない作品が多いという点でチュー
リヒ美展が期待値の一番です。関心の的はチラシに
どっと掲載されているモネの睡蓮とアンリルソーの
肖像画、楽しみです。
そして、Bunkamuraのアンチンボルドもみたいですね。
日本画は菱田春草展を今か今かと待ってます。東近美
がまたビッグなことをやってくれそうです。
投稿: いづつや | 2014.07.02 23:17